韓国メディアThe Elecが、Samsung DisplayはAppleの外部モニターへの供給を目指し、量子ドット(QD:Quantum Dot)-有機EL(OLED)ディスプレイパネルの生産拡大を検討していると報じました。
OLED搭載Apple Studio Display向けに開発か
UBI Researchが現地時間2022年11月9日に開催したセミナーで、Samsung Displayが新設するA5工場で、QD-OLEDディスプレイパネルの生産拡大を検討していると伝えました。
A5工場では、第8.6世代(2,250ミリ x 2,600ミリ)基板を用いたQD-OLEDディスプレイパネルを生産予定で、主要製品は27インチモニターになる見通しです。
27インチモニターとはApple Studio Displayのことで、Samsung Displayは同ディスプレイへのQD-OLEDディスプレイパネルの供給を計画していると、Notebookcheckは述べています。
iPad ProとMacBook Pro向けOLEDディスプレイパネルも開発中
Samsung Displayは当初、A5工場において2層・スタック型OLEDディスプレイパネルの生産を計画していたようですが、QD-OLEDディスプレイパネルのほうが収益性が高いと判断し、変更したようです。
UBI Researchは、Samsung Displayは外部モニター用途としてQD-OLEDディスプレイパネルを、ラップトップやタブレット向けに2層・スタック型OLEDディスプレイパネルを供給する可能性が高いと伝えています。
2層・スタック型OLEDディスプレイパネルは、2024年モデルのiPad Proと、2025年モデルのMacBook Proに搭載されると噂されています。
なお、2層・スタック型OLEDディスプレイパネルの生産は、既存の「L8」で行われるようです。
Source:The Elec via Notebookcheck
Photo:Apple
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-502103/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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