現地時間11月15日から、iPhone14シリーズで衛星通信緊急SOSサービスの提供が米国およびカナダで開始されました。Appleは、機能を紹介する新たな動画広告を公開しています。
iPhoneを普通に持つだけで機能は動作
Appleの動画広告「The Rescue」では、衛星経由の緊急SOS機能で救急隊に連絡した後、救急隊員がヘリコプターに乗り込み、山頂のカップルに向かって飛行する様子が映し出されています。同機能は、iOS16.1以降を搭載したiPhone14の全4モデルで利用可能です。
Appleによれば、衛星通信に接続するには、iPhoneを普通に持つだけで良いそうです。腕を高く上げたり、iPhoneを高い位置に持ち上げたりする必要はありませんが、ポケットやかばんには入れないでください、とサポートページに記されています。木の葉が生い茂っている場所やその他の障害物に囲まれている場所にいる場合は、衛星通信に接続できないことがあるとのことです。
接続されると、メディカルIDや緊急連絡先の情報(これらを設定している場合)、緊急時の質問に対するあなたの回答、あなたの位置情報(高度を含む)、iPhoneのバッテリー残量などの重要な情報が共有され、iPhoneでテキストチャットが開始されます。緊急通報サービスに送信する情報を緊急連絡先と共有することもできます。
日本での展開予定は不明
衛星経由の緊急SOS機能は、12月にフランス、ドイツ、アイルランド、英国に拡大される予定です。
日本でのサービス展開予定、現在のところ不明となっていますが、早ければ来年にもサポートが開始される可能性があるとされています。
Source:MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-504518/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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