オフィス複合型施設や駅でワークブースを見かけることが多くなった近年。しかし、中には利用の際に「ブース利用のためにわざわざアプリを起動する」といった複数のシステムを横断しなければならないブースもあるようです。
そこで株式会社東京有明アリーナは同社が運営する次世代型エンタメ総合施設「有明アリーナ」に、株式会社ビットキーが提供するスマートワークブース「bitkey WORK BOOTH」を導入。施設の利用者がブース前のタブレットに顔をかざすだけで、利用開始・入退室が可能となります。
施設の管理社・利用者の快適さを実現
有明アリーナは、国内で初めての試みとされる公共施設等運営事業(コンセッション)方式*1で運営する施設。今回、利用者の満足度を高めるための新たな試みとしてスマートワークブース「bitkey WORK BOOTH」を導入しました。
同ブースは、ワークブースを無人運営するために必要となる利用者向け検索・予約サイトや管理者向けシステム、スマートロック、請求・決済システムなどをオールインワンで備えているため、管理の負担を軽減することが可能。
一方、利用者は顔認証で予約から決済、鍵の受け取りまでをスムーズに行うことができます。
*1…利用料金の徴収を行う公共施設について、施設の所有権を公共主体が有したまま、施設の運営権を民間事業者に設定する方式
複雑な操作なしですぐに入室できる
bitkey WORK BOOTHは、ワークブース本体に加えて、利用者向けの予約サイト、スマートロック、管理者向けのシステムなどをパッケージ化したオールインワンパックです。
一度専用サイトでアカウントおよび顔情報を登録すると、次回以降はタブレット端末に顔をかざし、マイパスコードと利用時間を入力するだけで、決済からカギの解錠までをスムーズに実現。顔認証のほか、QRコードにも対応しています。
予約時間と連動したデジタルキーを自動発行するほか、未利用時は自動キャンセルする仕組みになっているため、キャンセルし忘れたときの“カラ予約”も起こりません。
集中しやすいブース内環境
bitkey WORK BOOTHにはクレジットカード決済機能が備わっているため、予約時間に応じた請求が可能な「マイクロコワーキングスペース」として単体での収益化が可能です。
また、防音性の高い扉と反響音を低減する素材を使用しているため、Web会議時や集中して作業をするときも周辺の雑音が気になりません。座り心地のよいソファ、電源や照明、換気機能、消防設備等も備えています。
施設の管理者・利用者、双方の快適さを実現するbitkey WORK BOOTH。今後の導入拡大に期待が高まります。
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/186699
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Techable編集部
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