【冬の最優秀ベストバリューモノ】
冬を目前にし、毎日の食事であったかいメニューが嬉しくなる今日このごろ。家族や友人と一緒に食卓を囲んで食べられる鍋やホットプレートが活躍する季節だ。料理のおいしさを左右する機能性はもちろん、一台あればOKな汎用性にも注目したい!
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白物家電ライターの田中真紀子さんは「ホットプレートやグリル鍋は、以前は大型のものが選ばれる傾向にありました。ただ、大型だと収納場所に困る、出し入れが面倒などの理由でお蔵入りになるケースも」と話す。
便利な製品でも取り回しが悪ければ活躍の機会は自ずと減ってしまう。
「最近では、基本的に少人数で使うから、副菜として『焼きながら(煮ながら)食べる』メニューを作りたいから、といった理由から、使い勝手の良い小型タイプを選ぶ人も増えています」
その使い勝手にくわえて、本来の調理家電としてのクオリティも追求したいところ。
「選ぶポイントとしてチェックしてほしいのが熱ムラの少なさや火力の強さ。特に、最近は鉄板にヒーターを内蔵したものなども増えています」
白物家電ライター 田中真紀子さん
最新家電情報をいち早く入手し、雑誌やウェブで紹介する家電ライター。自宅には常時200を超える家電が並び、実生活で使用しながら主婦目線で執筆、提案している。All About白物・美容家電ガイド
1. 大手メーカーならではのデザイン&機能性が好印象
焼き物はもちろん、深型なので鍋料理もできます。 収納時はコンパクトに重ねられ、軽いからさっと取り出せるのも魅力。自然と使用頻度も高まりそう(田中さん)
タイガー魔法瓶
「ホットプレート〈ダイニングプレート〉CRL-A201」(1万6800円)
深さ46mmのなべプレートと波形グリルプレートが付属しており、料理に合わせて使い分けできる。たこ焼きが作れる別売りのボールプレートにも対応。高火力かつ熱ムラのなさ、使いやすさに、今どきのデザイン性とコンパクトさが加わっている。
▲効率よく加熱できる深さ約46mmのなべは、煮込み料理はもちろんパエリアやアヒージョにも対応。波形グリルプレートも付属しており、ワッフルなどのおやつ作りにもぴったり
2. 一台5役で直火にも対応する万能鍋
一台5役で、テーブルで串揚げなどの揚げ物も楽しめます。鍋は直火にもIHにも対応しているので、キッチンで下ごしらえを済ませたり、ふだんの料理に使ったり、フレキシブルな使い方ができます(田中さん)
BRUNO
「マルチグリルポット」(1万5400円)
煮る、焼く、蒸す、炊く、揚げるをこなすマルチグリルポット。ホーローのような重厚感のある鍋とIHヒーターがセットになっており、テーブルでの調理ができる。鍋はガス火でも使用可能なのが嬉しいポイント。蒸し網、揚げ物カバー、マグネット式脱着電源コード付属
▲焦げ付きにくいセラミックコート鍋のほか、温野菜やプリンが作れる蒸し網、串揚げやオイルフォンデュに便利な揚げ物カバーなどの付属品を駆使すれば、料理の幅が広がる
3. 見た目にも華やかなパーティ料理が作れる
家族や友人と鍋を囲んだり、付属の内鍋にチーズを入れてチーズフォンデュを楽しんだり、さまざまなシーンで大活躍。1台で煮る、炊く、焼く、蒸すとマルチに使える点も高コスパですね(田中さん)
Toffy
「電気グリル鍋」(1万6500円)
オシャレなデザインが絵になる電気グリル鍋。3.5Lのたっぷりサイズでマルチに活躍する。最大1200Wの大火力で保温〜240℃まで細かく温度調節が可能。材料がよく見えるガラス蓋や人気のたこ焼きプレート、内鍋といった豊富な付属品も魅力。
▲たこ焼きプレートは一口サイズのアヒージョが作れるなどアイデア次第で活躍の幅は広い。ほかにもアクアパッツァなどのパーティーメニューを一台でカバーできる
4. 2口の熱源でふたつのメニューを同時調理できる
仕切り深鍋を使えば、火鍋のように左右で鍋つゆの味を変えることも可能。温度帯も60℃から250℃と幅広く設定できるほか、一般的な平プレート、たこ焼きプレートも付属し、幅広いメニューバリエーションが楽しめます(田中さん)
コイズミ
「セパレートグリラー KSG-1201」(1万6000円)
セパレート2口熱源式を生かした仕切り深なべで、料理の幅を広げられる。平プレートの場合、食材を焼くエリアと保温するエリアに分ければ、まるで鉄板焼きのお店のように本格的な調理を楽しめる。表面のフッ素コーティングでお手入れ簡単。
▲平プレートはもちろん、仕切り深なべでも鍋料理以外のステーキや肉を焼ける。その隣で付け合せ温野菜やソースを保温すれば、温かいまま一緒に味わえる
5. プレートとヒーター完全一体型の極薄設計
超薄型にもかかわらず短時間で温まり、高火力で調理ができるので、まるでお店で鉄板焼きをしているような満足感が味わえます。汚れ落ちがいいので、お手入れが短時間で済ませられるのも推しポイントです(田中さん)
abien
「abien MAGIC GRILL(2022モデル)」(2万3980円)
保温に使える温度帯を追加し、約100〜250℃の間で4段階の温度調節が可能になった新型モデル。特徴はなんといっても高さ79mmと10cmにも満たない超薄型設計。デザインと機能を両立し、普段使いから本格的な調理まで活躍する。
▲ヒーター完全一体型のプレートで直接伝熱させるので、温度調節にラグが生じず思い通りに調理可能
▲細部の凹凸を排除したスタイリッシュなデザインも特徴。使わないときはすっきりと収納できる
6. プレスグリルとホットプレートの2way仕様
片面ずつ違う食材を焼いてもよし、肉やシーフードを挟み込んで上下から加熱してもよし。コンパクトなのでテーブルに置いておいても邪魔にならず、普段のちょっとした調理に頻繁に使えます(田中さん)
レコルト
「2ウェイグリル アメット」(9900円)
2枚のプレートで上下から挟んで両面加熱するスタイルと、プレートを180度開いて使うホットプレートスタイルの2wayで使用できるのが新しい。凸凹プレートとフラットプレートがそれぞれ2枚ずつ付属し、自由に組み合わせて付け替えできるのでテーブルクッキングの楽しみが広がる。
▲1〜2人の少人数では「作りながら食べる」スタイルでの使用がぴったり。モーニングからランチ、ディナーまでシーンを選ばず使いやすい一台だ
※2022年11月5日発売「GoodsPress」12月号26-27ページの記事をもとに構成しています
<文/山本晃平>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/492001/
- Source:&GP
- Author:&GP
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