TSMCの3nmプロセスで製造されるA17が値上げされることで、その分のコストはiPhone15 Proシリーズの販売価格に転嫁されると、業界関係者は考えているようです。
ウエハーあたり単価が毎年のように値上げ
IT之家によれば、TSMCから各社への卸価格は上昇の一途をたどっており、3nmプロセスでは12インチウエハー1枚あたり20,000ドル(約280万円)を上回る可能性が高いとのことです。
コスト上昇分は最終的に、消費者が負担することになると業界関係者は予想しています。
業界関係者の予想通りであれば、TSMCの3nmプロセスで製造されるのが確実視されているA17を搭載するiPhone15 Proシリーズの販売価格が、iPhone14 Proシリーズよりも高くなることが懸念されます。
最先端プロセスで一人勝ちの状況が背景にある?
TSMCの値上げの影響はAppleだけではなく、3nmプロセスでの半導体製造委託を契約済みのIntel、Qualcomm、MediaTek、NVIDIAにも影響をおよぼすとみられています。
TSMCの強気な値上げ交渉の背景には、既報の通り、Samsungの4nmプロセスの素性が悪く、各社がTSMCに乗り換えていることも影響しているとIT之家は伝えています。
Source:IT之家
Photo:Apple Cycle(@theapplecycle)/Twitter
(FT729)
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-505437/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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