社内DXや働き方改革の一環として、さまざまな社内システムを導入する企業が増えている近年。コンプライアンスやSDGsなどの観点で遵守事項が増え、社内ルールが複雑化している企業も多いといいます。
システムやルールごとに大量のWebページや電子ファイルが作成されると、知りたい情報が見つけにくくなるため、従業員の作業時間やストレスの増加を招くことも。
そんな中、NECソリューションイノベータは、チャットで社内情報を快適に検索できる「NEC 社内情報アクセスアシスタント」の販売を開始しました。
従業員が知りたい社内情報を提示
NEC 社内情報アクセスアシスタントは、「FAQ検索」と「横断検索」の2つの仕組みで、従業員が知りたい社内情報へリーチし、自己解決を支援するサービス。
利用者である従業員が、社内手続きや申請などに関する質問をチャット画面に入力すると、まずは管理者があらかじめ準備したFAQの中から、該当する回答が表示されます。
FAQに求める回答がない場合は、質問を横断検索に引き継ぎ、関連する社内文書の掲載ページやファイルの一覧を検索結果として表示。これにより、利用者はFAQが準備されないような質問頻度の低い情報を見つけられます。
また、利用者が横断検索結果を評価することで、AIが学習し、同様の検索が行われた際に評価の高い検索結果を上位に表示するとのことです。
スピーディにシステムへアクセス
NEC 社内情報アクセスアシスタントでは、チャットで社内システム名を入力すると、ランチャー機能によりスピーディに社内システムへアクセスすることが可能。
これにより、利用者が社内システムへのリンクを探す手間を省けます。
管理者が効率的にFAQを改善できる
FAQの登録は、CSV形式のフォーマットを利用したアップロードのほか、管理者向けの画面から行えます。
一方、横断検索は、検索の対象となる複数の社内Webページや電子ファイルをシステムに登録することで利用することが可能。
また、管理者は利用者のFAQ評価結果、FAQ登録要望の一覧、質問のトレンド、質問に多く含まれる単語などをダッシュボードで確認できます。効率的な社内FAQ改善につながるでしょう。
(文・Haruka Isobe)
- Original:https://techable.jp/archives/187425
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:はるか礒部
Amazonベストセラー
Now loading...