Apple Watchの心電図アプリが他社の特許を侵害〜ITCで有罪判決確定

Apple Watch ECG 1200
 
国際貿易委員会(ITC:International Trade Commision)において、の心電図AliveCorを侵害しているとの判決が確定しました。

Apple Watchの心電図アプリが特許侵害しているとの判決が確定

ITCの判事は、2022年6月にAliveCorを訴えを認め、Apple Watchの心電図アプリは同社の特許を侵害しているとの判断を下していました。
 
今回の判決確定に伴い、通常であればバイデン大統領による60日間の審査期間に移行、その期間に輸入・販売される Watchには1台あたり2ドル(約270円)の保証金の支払いがAppleに対して要求されますが、ITCはその執行を一時的に停止していると、AppleInsiderが説明しています。
 
同命令の執行が停止されている理由についてAppleInsiderは、12月上旬にAppleがAliveCoreを特許侵害で提訴したことに対する控訴審判決が確定するまで、執行が保留されることになったと説明しています。

Appleの姿勢が技術革新を妨げているとコメント

AliveCorの最高経営責任者(CEO)であるプリヤ・アバ二氏は今回のITCの判決について、「これは、技術革新と消費者にとっての勝利です。この判決は、Appleのような巨大企業の圧力により技術革新が妨げられる可能性がある当社やその他の企業にとって、知的財産権が保護されることの重要性を示しています」と述べています。
 
 
Source:AppleInsider
Photo:Apple
(FT729)


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