Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は先日、日本を訪れた際に岸田文雄総理大臣とも会談を行いましたが、そのときにiPhoneのマイナンバーカードの電子証明書搭載の対応を要請されたと伝えられていました。iPhoneがマイナンバーカードに対応するのは、再来年以降になる見通しです。
すでにAndroidは対応済み
AppleのクックCEOは、日本ツアーで熊本の小学校や横浜テクノロジーセンターを訪れたり、フルート奏者Cocomiの演奏をApple Storeで堪能しましたが、政府関係者とも会談を行いました。
日本経済新聞やTBSの報道によれば、岸田首相はクックCEOに対して、iPhoneにマイナンバーカードの電子証明書の搭載を要請したとのことです。これに対して、クックCEOは「取り組みたい」と述べたとされていますが、具体的な時期は2024年以降となることがわかりました。
マイナンバーカードの電子証明書は、すでにAndroidスマートフォンで対応済みで、2023年5月に利用開始予定です。
米国やドイツではiPhoneでIDカードの提示が可能
米国では、運転免許証や州発行の身分証明証がiPhoneやApple Watchで一部の州で利用可能になっており、 デバイスをかざすだけで空港の米運輸保安庁(TSA)の保安検査場での本人確認が完了します。
ドイツでもデジタル身分証明証がiPhone上の政府アプリ「AusweisApp2」で使用可能となっています。
近距離無線通信(NFC)に対応しているのは、iOS13以上を搭載したiPhone7以降の機種となっているため、iPhoneでマイナンバーカードを使用したい場合、相応のモデルが必要になるとみられています。
Source:テレ朝news
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-513139/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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