人に代わって活躍する実用ロボット(ワークロイド)を開発する株式会社テムザックが鹿島建設株式会社と共同開発している建築ワークロイド「システム天井施工ロボット」が建設現場で公開されました。
人手不足が叫ばれる建設業界
施工従事者の不足による施工力の低下が課題となっている建設業界。人材不足を解消する必要性が叫ばれる中、施工ができる人材の育成、必要な基礎技術の習得するには、場所・指導者が必要になるため、時間・予算などがかかるという問題が発生しているといいます。
これを受けて、建設業界では実用的な業務を遂行するシステム天井施工ロボットが注目されています。
同ロボットは、ロボット同士が相互に通信、正しい位置情報を指示し合いながら、吊りボルト・Tバー・天井ボードの運搬・施工を行うことができるワークロイドです。
ワークロイドで建築現場の安全、人材コスト・リスクを軽減可能
「システム天井施工ロボット」の特徴は、以下の通りです。
- フロア全面足場が不要
- ロボット同士が指示し合い施工
- 死角となる部分を別のロボットが確認
- 正しい位置調整を行うことが可能
「システム天井施工ロボット」が普及すれば、建設業界の人手不足の解消と業務効率化の実現や、建設業界のさらなる発展が期待できるでしょう。
(文・川口祐司)
- Original:https://techable.jp/archives/187939
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:川口裕司
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