アンダー10万円で手に入れる!2022年は質と格を備えた国産ダイバーズが狙い目!

【2022年人気アイテム総まとめ】

潜水計器として生まれたダイバーズウオッチは、ハイレベルな耐久性や防水性を求められるので、価格もそれなりにアッパーになる傾向になる。

しかしこの時計の本来も用途は、水中だけでなくキャンプや釣りなどのアウトドアウオッチとして使う道具であり、それこそガシガシ使って傷がついても気にしないくらいの感覚で使うのが正解だ。だが高額モデルでそれをやるのは…ということなら、こなれた価格のダイバーズウオッチを選ぶということになるだろう。

しかしあまりにも安いと、今度は品質が心配になる…。ということで注目したいのが、品質的にも安心できる日本の時計ブランドのU10万円ダイバーズウオッチたち。歴史ある名門はもちろんのこと、カジュアル価格ながら20気圧防水&逆回転防止ベゼルを備える、ダイバーズスタイルの本格派モデルも狙い目だ。

■1.グッドルッキングなレトロダイバーズ

シチズン プロマスター
「プロマスター マリン BN0225-04L」
6万6000円

ケースの四隅が大きく突起し、ラグを使わずにストラップを取り付けるという、インパクトのあるダイバーズウオッチは、1982年製「プロフェッショナルダイバー」の復刻版。ケースはスーパーチタニウム製だが、あえてマットな質感やグレーメタリックな色調にして、タフな世界観を作っているのも好感が持てる。

「プロマスター マリン BN0225-04L」は、ダイヤルにジンベエザメの体表の柄をイメージしたドット模様を取り入れたが、そこもカッコいい。

▲クオーツ(エコ・ドライブ)、スーパーチタニウムケース、ケース径45.8mm。世界限定5000本

>> シチズン プロマスター

■2.まるで秘密道具のような不思議な魅力がある

セイコー プロスペックス
「プロスペックス ダイバー スキューバ SBEQ011」
8万8000円

ダイバーズウオッチは、精度と耐久性、視認性など、要求されるレベルが軒並み高いため、時計ブランドとしての工夫がみられるジャンルでもある。1982年にセイコーが発売したモデルは、デジナル液晶とアナログ針を組み合わせた、世界初のハイブリッド式ダイバーズウオッチだった。

「プロスペックス ダイバー スキューバ SBEQ011」は40周年記念限定なのだが、大型ケースの存在感やプッシュボタンの配色など、随所にセンスが光る。ダイビングログ機能など実用性も高いが、やはり惚れるのはそのデザインだろう。

▲クオーツ(ソーラー)、SSケース、ケース径46.9mm。世界限定4000本

>> セイコー プロスペックス

 

■3.モダンなダイバーズは国産が狙い目!

セイコー プロスペックス
「プロスペックスダイバー スキューバ SBDN081」
7万2600円

堅牢なケースを作るためにはコストがかかるので、10万円以下に抑えるには手堅いデザインでまとめるのがセオリー。しかし、セイコー プロスペックスはこなれた価格でありながら、遊び心に溢れるモデルをリリースしている。「プロスペックスダイバー スキューバ SBDN081」はブラックケースに鮮やかなルミブライトの針&インデックスを組み合わせた洗練されたルックスながら価格も比較的良心的だ。

▲クオーツ(ソーラー)、SSケース、ケース径38.5mm。世界限定6000本

>> セイコー プロスペックス

■4.ガシガシ使える本格派が1万円台

カシオ
「カシオ コレクション スポーツ MDV-107-1A2JF」
1万1000円

カシオのダイバーズウオッチをいえば、やはりG-SHOCKを思い出すだろう。もちろんそれでもいいのだが、キャンプ場はそういう人たちばかりだろうし、都会派ダイバーズとなればやはりアナログ針がいいだろう。

「カシオ コレクション スポーツ MDV-107-1A2JF」は1万円台というプライスながら20気圧防水を確保し、逆回転防止ベセルなども備える本格派のスポーツウォッチ。まさしくさりげなく使えるけど、スペックは本気という都会派ダイバーズの本流を行くものではなかろうか。

▲クオーツ、SSケース、ケース径44.2mm

>> カシオ

■5.自分らしいスタイルで楽しめる

ノット
「サスティノ シリーズSAC-40S」
3万8500円

ケースとストラップを自由に組み合わせることで、自分らしいスタイルで時計を楽しむことができる「ノット」にもダイバーズスタイルのスポーツウォッチがある。デザインはシンプルな王道スタイルで、20気圧の防水性能と逆回転防止ベゼルも備え、機能面は必要にして十分。

しかもムーブメントは、ローターを回して発電するオートチャージ式。ちなみに2時位置ボタンでバッテリー残量も確認できる。語りどころの多い時計は、ギフトとしても喜ばれるだろう。

▲オートチャージ、SSケース、ケース径40mm

>> ノット

>> 【特集】2022年人気アイテム総まとめ

<文/篠田哲生>

篠田哲生|男性誌の編集者を経て独立。コンプリケーションウォッチからカジュアルモデルまで、多彩なジャンルに造詣が深く、専門誌からファッション誌まで幅広い媒体で執筆。時計学校を修了した実践派でもあり、時計関連の講演も行う。

 

 

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