芸能人をイメージした香りが楽しめる? 匂いのデータをNFT化した新コンテンツが気になる

Horizon株式会社(以下、Horizon)は「NFT技術」と「匂いのデジタル化」を融合させた新しいコンテンツの販売を進めることを発表。

芸能人や著名人のイメージフレグランス

今回の“香りのDX”にまつわるプロジェクトにより「芸能人・著名人・アーティストのイメージフレグランスの制作」「ゲームの臨場感の向上」といったことが期待されるといいます。

芸能人や著名人のイメージフレグランスを作り、匂いをコンテンツとして提供すれば、より多くのファンを集められるのではないでしょうか。

なお、Avalanch Tech IT SolutionとHorizonは、世界初の香りデータをダウンロードと再生ができる「香りNFT」の第一弾タレントとして明日花キララ氏を起用し、1万枚限定で先行予約販売しています。

また、レーシングゲームやバトルゲームに匂いの要素を取り入れて、急ハンドルを切ったときのタイヤが焦げる匂い、火薬の匂いやガソリンの匂いが再現されれば、プレイヤーがより臨場感のある体験を楽しめるでしょう。

新しいNFTコンテンツ香りのNFTについて

Horizonは、匂いをデジタル伝送する統一規格(Digital Smell Format:以下、DSF)を各ディフューザーメーカーに公開し、DSFに対応している、専用のディフューザーを普及させていく予定です。

DSF対応ディフューザーには、匂いを構成する情報や噴霧時間・カートリッジ番号・再生可能回数などの情報が記載されており、DSF対応のディフューザーはこれらの情報を読み取り、ディフューザーで香りを合成します。

香りをデジタル伝送し合成する方法

匂いの権利者や作者は、Horizonに匂いのデジタル化を依頼します。Horizonは、自社開発している匂いの共通フォーマットであるDSFに匂いをデータ変換後、権利者や作者に納品します。

変換された匂いのデータであるDSFは、Horizonがブロックチェーンを使用して構築する「Digital Smell Patentシステム(著作権管理システム)」に登録され、著作権管理が行われる…という流れです。

匂いのデータであるDSFを受け取った権利者や作者は、匂いデータを販売するサイト「Smell Mafia」にDSFを出品した後、DSFはNFT化され掲載されます。

ユーザーは、Smell Mafiaから匂いのデータを購入(ダウンロード)後に、ブルートゥースに接続されたディフューザーで匂いを再生することが可能です。

なお、匂いデータの購入代金には、著作権料が含まれており、Horizonから権利者へと支払われるようになっています。これらの支払いはスマートコントラクトに基づき、自動的に行われます。

PR TIMES

公式ホームページ

(文・川口祐司)


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