株式会社デザイニウムは2022年12月21日より、ARアプリ「めじゃにまる(Measuranimal)」パブリックテストを開始しています。
めじゃにまるには、Niantic(世界をリードする AR技術を持つ企業)の世界規模のAR体験を実現するアプリ開発キット「Niantic Lightship ARDK」を使用しています。
このアプリが実用化されれば、ARアプリで物の長さ・面積・体積も計測が可能になります。
ARアプリ「めじゃにまる」
「めじゃにまる」は、ARで動物や人を計測単位にすることで、長さや面積、体積を視覚的に計測して楽しめるエンターテイメント計測ツールです。
同サービスを開発した株式会社デザイニウムは、ARとVPSを組み合わせたコンテンツ開発に注目。今までに様々なVPSサービスを使ってR&Dやコンテンツの開発、Niantic Lightship Challengeといった多数の賞を受賞しています。
「めじゃにまる」の特徴は以下の通りです。
- 「この机には何匹の猫を乗せられるか」といった動物単位のAR計測ができるため、身近な物や建物の高さなど視覚的に計測できる
- 人物の3D生成 自分や家族、友達を3Ⅾスキャンしてメジャーとして使用できる
- 長さ、面積、体積も計測可能
- 自分の家や公園など動物や食べ物の大きさで周りのものを計ることが可能
また、自分自身をスキャンすることで、周りの建物について自分が何人分なのか調べることも可能。計測した後は、撮影モードで写真に残すことができます。
ARアプリ「めじゃにまる」を開発した経緯
「これまでとは違う手法でアプリ開発をしたい!」とPMの秦氏が、取締役を兼務している株式会社Yenstarに声をかけ、この共同プロジェクトをスタートしています。
機能面だけではなく、ユーザーの利用イメージや与えたい印象なども、チームメンバー間で共有した上で開発を進めたとのこと。
「めじゃにまる」を活用すればスマホでの計測が楽しくなりそうです。
(文・川口祐司)
- Original:https://techable.jp/archives/190287
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:川口裕司
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