CO2排出量可視化サービス「e-dash」を提供するe-dash株式会社は、北海道の北空知信用金庫と提携を結んだことを発表しました。
提携に伴い、同社は北空知信用金庫の取引先にe-dashを提供し、脱炭素に関する取り組みを支援します。
CO2削減施策のサポートも構想
現在、カーボンニュートラル達成に向けた動きが本格化している昨今、企業にとってCO2排出量の情報開示や削減が経営上の重要テーマのひとつとなっています。
特にサプライチェーン上での排出量の開示要請は、企業規模を問わない潮流となりつつあり、情報提出が求められる事例が中小企業含め増加傾向にあります。
今回の提携は、このような状況を背景として行われました。e-dash社は、北空知信用金庫と取引する企業のCO2排出量の可視化をサポート。将来的には、排出量の削減に向けた施策の実行支援も視野に入れているといいます。
三井物産の子会社
e-dash社は、2022年2月に創業した三井物産株式会社の子会社。「脱炭素を加速する」をミッションとして掲げています。
同社のe-dashは、CO2排出量削減への取り組みを総合的にサポートする三井物産発のサービスプラットフォーム。電気やガス等の請求書をアップロードするだけで、事業を通じたCO2排出量を自動算出し、サプライチェーン排出量についても可視化します。
また、三井物産のネットワークも活用し、CO2排出量削減の各種施策の実行を支援する機能も有しています。
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/190104
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文
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