MMD研究所は1月13日、「2022年版:スマートフォン利用者実態調査 第2弾」の結果を公表しました。インストールしているアプリの数や種類のほか、キャッシュレス決済でトラブルに遭った経験や対策についても調査しています。
アプリインストール数、20個以下が63.5%
MMD研究所が結果を公表した「2022年版:スマートフォン利用者実態調査 第2弾」は、2022年末に公開した第1弾と同じく、スマートフォンを所有する15歳~59歳の男女2,231人を対象に、2022年12月9日~12月10日の期間、フォリウムのネットリサーチサービス、スマートアンサーと共同で実施したものです。
スマートフォンにインストールしているアプリの数(プリインストールアプリを除く)として最も多かったのは「16〜20個」の14.3%でした。以下、僅差で「6~10個」13.4%、「11~15個」13.2%などと続いています。
20個以下の合計が63.5%と6割強を占めています。「51個以上」と多くのアプリをインストールしている回答者も9.4%いました。
インストール率が最高のアプリ種類は「QRコード決済」
インストールしているアプリの種類(複数回答可)として最も多かったのは「QRコード決済」の55.4%でした。
以下、「動画」55.4%、「天気」51.6%、「SNS」48.9%などと続いています。
利用が増えたサービス、トップは動画配信
2022年12月の調査時点で、昨年と比べて利用が増えたサービス(複数回答可)は、「ない」の52.4%以外では「動画配信サービス」17.1%、「ネットショッピング」13.2%、「ゲーム」9.4%がトップ3でした。
利用音楽アプリ、最多は「Spotify」、2位は「Apple Music」
音楽アプリを利用している回答者が現在利用している音楽アプリ(複数回答可)として最も多かったのは「Spotify」の28.0%でした。
以下、「Apple Music」21.5%、「Amazon Music Prime」18.6%が続いています。
無料動画視聴プラットフォームはYouTubeが圧倒的
コミュニケーション、動画、SNSアプリをインストールしている回答者に、現在利用している動画コンテンツ(無料)を観るプラットフォーム(複数回答可)を聞いた結果が以下のグラフです。
「YouTube」が81.5%と圧倒的に多く、以下「LINE」39.9%、「Instagram」35.5%、「Twitter」30.9%と続いています。
動画アプリをインストールしている回答者に、現在月額料金を支払って利用している定額動画配信サービス(複数回答可)を聞いたところ、「月額料金を支払っているものはない」の56.7%を除くと、「Amazon Prime Video」が28.5%で最多です。
以下、「Netflix」11.6%、「U-NEXT」3.9%、「Hulu」3.5% などと続いています。
キャッシュレス決済でトラブル遭遇経験は18.4%
キャッシュレス決済でトラブルに遭った経験が「ある」回答者は18.4%でした。
キャッシュレス決済でトラブルに遭った経験のある回答者の、トラブル内容(複数回答可)は「クレジットカードの不正利用」が26.0%で最多でした。
以下「フィッシング詐欺」14.4%、「なりすまし」13.6%、「QRコード決済の不正利用」12.2%などと続きました。
キャッシュレス決済で不正利用被害に遭わないための対策(複数回答可)を回答者全員に聞いたところ、「特に対策は講じていない」の51.0%を除くと、「利用明細をこまめに確認する」が24.8%で最も多くなっています。
このほか、「利用通知がメール、アプリで届くようにした」16.8%、「定期的に銀行口座の入出金と残高の確認」14.8%などが続いています。
Source:MMD研究所
Photo:Jonas Leupe/Unsplash
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-517035/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
Amazonベストセラー
Now loading...