無印良品の「吊るして使える洗面用具ケース」は旅先だけでなくガジェットケースとして日常でも大活躍!

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

先日、いつも使っているトラベルポーチの内側が加水分解しているのに気づきました。長年愛用しているお気に入りですが、こうなったら仕方ありません。来月、旅行に行く予定があるのでいい機会。一新することに決めました。

10年以上愛用してきたモンベルの「トラベルキットパック L」は使いやすく、同じモデルに買い替えようとも考えたのですが、せっかくだから違うタイプにチャレンジ。ちなみにその前に使っていたジャックウルフスキンの現「JP URBAN COMMUTER GC」(※昔の名前は忘れました)も同様の構造で使いやすかったので、オーガナイザーとメッシュポケットが分離しているタイプが好みなのかもしれません。

今回選んだのは、構造がまるで異なるMUJIの「ポリエステル 吊るして使える洗面用具ケース」(1590円)。以前からあるので知ってはいましたが、そうそうトラベルケースを買うこともなく、ようやく購入するに至ったというわけです。

価格もさることながら、MUJIには洗面用具のラインナップが豊富さも魅力。中身のトーンを合わせられるということもあり、気分新たに、一部を除き入れ替えることにしました。

やっぱり新しいものはいいですね。学生のころ、新学年になった時に文房具を一新したような、フレッシュな気分になりました。

■旅先で便利なシンプルな洗面用具ケース

サイズは約16×19×6cmで、200mlの化粧水が入るサイズ。ハリのある素材とサイドに施されたパイピングのおかげで自立するから、洗面台まわりで使う時には便利です。

ハンドルも付いているので持ち運びも楽。

左がずっと使っているモンベルのトラベルポーチ。素材は70デニールのリップストップナイロンなので薄く、柔らかで、嵩張るものを入れても柔軟に対応してくれます。右がMUJIの「ポリエステル 吊るして使える洗面用具ケース」。型崩れしにくい分、きっちりと整理整頓して入れる必要があります。

メインコンパートメントは、マチがあり、開口部が大きいので収納物が取り出しやすくなっています。ただ個体差なのか、開け閉めの際、若干ファスナーが引っかかるのがちょっと残念。

ファスナーを開けるとフックがあり、バスルームのポールやドアのハンドルに吊るして使えます。トラベルポーチ選びの唯一の条件が、吊り下げ式のフックがあることだったので、とても重宝します。

“新仕様”のケースの特徴がこのフック。収納時にブラブラしないように簡単にロックできる仕様になっており、これは便利です。

ポケットは、フタとなるフラップに1つ、フラップの付け根に1つ、前面に1つ、背面に1つの計4つ。

フラップに設けられたポケットは、中身が見えるメッシュ式。ポケットの内側に、ゴムの仕切りが装備されています。マチがないので、小さくて厚みがあるものは不向きかもしれません。

フラップの付け根にあるポケットは狭いので、毛抜きやカミソリホルダー、綿棒など、小さなものや薄いものを入れておくのピッタリです。

前面ポケットは細かなメッシュ式。ここもマチがないので、厚みのあるアイテムを収納するのは不向き。試供品のような、小分けされた洗顔料やパックなどをしまうのに向いています。

また厚みはありますが、朝、使って乾き切らなかったT字カミソリなどを入れておけば、メインコンパートメント内に水が溜まらず良さそうです。

背面に装備されているのはオープンポケット。除菌シートなど、すぐに取り出せるシート状のものを入れておくと便利です。

ということで収納しました。T字カミソリ、カミソリホルダー、電動歯ブラシ、歯磨き粉、ボディタオル、泡立てネット、化粧水、乳液、携帯タオル、たためる仕分けケース、日焼け止めなど、計16アイテム。ここに、実家に帰省した時に忘れたシェービングクリームが加われば、「MY 旅の洗面用具」の完成です。

せっかくなので、一緒に購入したものをざっと紹介。

「ボディタオル」(590円)は、サイズ約18×90cm。肌触りの柔らかい綿を生成りのままパイル部分に使用した天然素材100%のタオル。タオルを入れているのが、「TPU自立するポーチ・S」(550円)。サイズ約12×9×4cmで、水分を拭き取りやすいTPU素材です。

ホイップのような泡ができる「洗顔用泡立てネット」(99円)は、洗顔に欠かせません。化粧水、乳液はともに「敏感肌用・しっとりタイプ(携帯用)」(250円/50ml)で、岩手県釜石の天然水を使用した低刺激性のもの。

普通の歯磨き粉でいいかなと思いましたが、ついでなので合わせてみた「携帯用 歯磨きジェル」(290円/10g×2本)。

そして、キャンプのときに良さそうだなと思ったのが、約65×12×82cmと、薄くて軽く、携帯するのに便利な「シリコーンコップ」(350円)。キャンプ場では、歯を磨く時にコップがないので、手で水を受け止めうがいをします。キャンプ場は自然が多いところにあるので水が冷たいんですよね。なので、これは使えそう。

同じく「歯磨きシート」(290円)もキャンプで便利です。夜、飲んで「さぁ、歯を磨いて寝よう」なんて時に、水場が遠いと億劫になるんですよね。そんな時はこれで代用します。ちなみに防災グッズの中にも入れてあります。

そして洗面用具ではないんですが、一緒に入れとくと何かと便利なのが、「再生ナイロンたためる仕分けケース ダブルタイプ/S」(990円)と、「トラベルS字フック」(390円)です。

ポケッタブル仕様の仕分けケースは、二層構造で広げると約20×26×10cmになり、洗濯物を入れておくのにピッタリ。折りたたみ式のS字フックは耐荷重2kgで、折り畳み傘や買い物後のエコバッグなどを、さっと吊るすのに便利なフックです。

新規購入のもの以外は、ブルドッグのT字カミソリ、電動歯ブラシ「ポケットドルツ」と、MSRの吸湿速乾タオル、マタドールの石鹸ケース、コモエースの日焼け止め。コンパクトにまとまり、いい感じのセットになりました!

なのですが…。

■ガジェットケースとして普段使い

なかなかいい感じの洗面用具セットになったのですが、実際に出番があるのが直近で1ヶ月後。ということで、このケースを日常使いすることにしました。

ちょうどケーブルや充電器を入れるケースも探していたのですが、このケースを見た時にガジェットケースとしても良さそうだなと思ったわけです。実際に使っている方も多いと思いますが、まさにピッタリ!

メインコンパートメントにはちょっと大きめのモバイルバッテリーも余裕で入るし、サイズ的にはマウスやトラックパッドも余裕で収納できます。

ちなみにゴム製の仕切りには、USB Type-A←→USB mini B、USB Type-A←→USB Type-C、USB Type-A←→Lightning、USB Type-C←→Lightningという4タイプのケーブルを入れ、フラップのポケットにはUSB Type-C←→USB Type-Cを収納。

今までザクっと袋に入れていたのでケーブルが絡み合って、使う時にストレスだったものが、これで解消されました。

前面のポケットには、microSDとカードリーダー、SSDなど、細かなアイテムを入れるのにちょうどです。

ケーブル、モバイルバッテリーのほか、充電器と予備のワイヤレスイヤホンを収納。まだまだ入りそうで、洗面用具同様、こちらもいい感じに収まりました。

結局、今回購入したケース、名前は「吊るして使える洗面用具ケース」ですが、キャンプ時の調味料や筆記具、GoPro用品など、さまざまな収納に使えそうな優れもののケースでした。

>> 無印良品

<取材・文/澤村尚徳(&GP)>

 

【関連記事】

◆無印良品の「買って良かった」と思える“使える”雑貨13選【グッとくる日用雑貨掘り出し調査】
◆家での足の寒さ対策に選んだ、無印良品「ダウンルームブーツ」のメリット・デメリット
◆Apple製品をひとまとめ!充電もできる弁当箱みたいなガジェットケース


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA