鹿児島県徳之島町、アクセス解析AI分析サービスを実証実験。コウズと連携協定結ぶ

鹿児島県徳之島町(以下、徳之島町)は公式ウェブサイトでのAI活用の実証実験のため、Web解析・改善アドバイスAIサービス「Groweb!Ai Answer」を提供している株式会社コウズと連携協定を締結しました。

実証実験ではアクセス解析ツールに取り溜められる数値からAIが提案する現状課題や課題解決への仮説に基づき、改善施策の実施と効果検証を繰り返すことで、ウェブサイトの利便性向上を目指します。また、徳之島町公式ウェブサイト独自の改善知見データがAIに蓄積されていくことを通じて、より精度の高いウェブサイト運用を目指しているとのこと。

AIサービス「Groweb!Ai」について


株式会社コウズが提供する「Groweb!Ai」は、顧客のWebサイトの更新や改善、アクセス解析によるWeb戦略を、AIを用いて自動化するシステム構築プロジェクト。

株式会社コウズが長年培ってきたアクセス分析のノウハウや実績データによって、顧客が抱えるWebサイトに関する人材・知識・経験不足を解決します。

徳之島町について

徳之島は奄美群島を形成する島の一つで、希少な動植物が生息し豊かな自然に恵まれていることを理由に世界自然遺産にも登録されました。九州・沖縄とは違った独自の文化が息づく島で、島の言葉「島口」や島口で歌われている「島唄」など、伝統を子供たちに受け継ぐ取り組みも行われています。

2019年7月に鹿児島県内の自治体として初めて内閣府の「SDGs未来都市」に選定されました。

「あこがれの連鎖と幸せな暮らし」の実現に向けて、経済・社会・環境の統合的な取り組みを推進しており、住民・島内外企業・大学などとのパートナーシップを構築し「SDGs」の達成を目指しています。

連携協定締結の背景


徳之島町は、町民向けの生活情報に加え、事業者へ向けた情報や町政情報など多くの情報を発信しています。

近年では奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の世界自然遺産登録に伴う観光関連情報を求める観光客への発信など、閲覧者それぞれのニーズも複雑化しており、閲覧者に合わせた情報発信のあり方が課題の一つです。さらにDXを推進する中で、離島におけるICT人材確保という課題もあり、奄美群島全体で課題解決に取り組むべきものと同町は考えています。

今後は、この連携協定締結を通じて、徳之島町がIT分野における活用事例や成功モデルとしての実績をつくり日本全国へ発信できるよう取り組むとのことです。

PR TIMES

株式会社コウズ

(文・夏木ますみ)


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