東京タワーがウシオ電機の抗ウイルス・除菌装置を追加設置。客足増加に備え、衛生対策を強化

1958年、東京都港区芝公園に開業した東京タワー。二つの展望台を有する総合電波塔で、有形登録文化財にも指定されており、長らく東京のシンボルとして親しまれてきました。

塔下の商業ビル「フットタウン」とともに長年国内外から多くの観光客を集めてきましたが、近年は新型コロナウイルスの影響により来場者数は減少傾向にありました。

しかし、今回政府の水際対策緩和や国内旅行客数の回復傾向を踏まえ、タワー運営会社である株式会社TOKYO TOWERはウシオ電機製の抗ウイルス・除菌用紫外線照射装置「Care222 iシリーズ」を新たに設置しました。衛生対策強化を目的としていて、最も来場客が多いスペースの一つであるメインデッキに4台追加設置しました。

抗ウイルス・除菌用紫外線技術「Care222」

今回、東京タワーに追加で導入された装置に使用されている抗ウイルス・除菌用紫外線技術「Care222」は特殊な光学フィルタによって人体に悪影響な波長をカットした抗ウイルス・除菌技術です。

「Care222 iシリーズ」

「care222 i シリーズ」は前述の抗ウイルス・除菌用紫外線技術「Care222」を搭載した紫外線照射装置。天井などに照明器具のような設置が可能で、有人環境での紫外線照射を実現しました。オフィスやレストラン、公共施設などの様々なシーンで利用可能です。

ウシオ電機株式会社

1964年設立のウシオ電機株式会社はこれまで光学・映像装置を中心に製造販売を行ってきた企業です。インダストリアルプロセス分野やビジュアルイメージング分野で高いシェアを有しています。

ウシオ電機は近年ライフサイエンス分野にも事業展開しており、今回のような光環境衛生事業もその一環です。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000043381.html

(文・大谷尊迪)

 


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