Appleは、2013年9月発売のiPhone5sでダウンロード可能なiOS12.5.7をリリースしました。同OSバージョンには、重要なセキュリティ上の脆弱性に対する修正パッチが含まれています。
iPhone5sはまだビンテージ製品
Appleは、販売店への供給を停止した日から5年以上7年未満の製品をビンテージ製品として規定していますが、今回修正パッチが公開されたiPhone5sもこの製品カテゴリに当てはまります。なお、Appleが販売店への供給を停止した日から7年以上が経過した製品は、オブソリート製品とみなされます。
iOS12.5.7の修正内容について、Appleは専用ページで次のように記載しています。
WebKit
対象となるデバイス:iPhone5s、iPhone6、iPhone6 Plus、iPad Air、iPad mini 2、iPad mini 3、iPod touch(第6世代)
影響:悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性があります。Appleでは、iOS15.1より前にリリースされたバージョンのiOSで、この脆弱性が悪用された可能性があるという報告を把握しています。
説明:ステート処理を強化し、型の取り違え(type confusion)の脆弱性に対処しました。
Source:Apple via AppleInsider
Photo:Kelvin13/Wikimedia Commons
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-520072/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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