話した内容がリアルタイムでイラストに!リコー、ピグリフβ版の提供開始

株式会社リコーは、対話をリアルタイムにグラフィック変換してコミュニケーションをサポートするビジュアルコミュニケーションシステム「piglyph(ピグリフ)」β版の提供を開始しました。

視覚情報で共通認識をもつ

piglyphは、音声や入力された文字に紐づいたグラフィックをリアルタイムで画面上に提案するシステムです。

話者ごとの会話をチャット形式で記録するほか、会議で話した内容を「関連するイラスト」として自動変換する機能を搭載。チャット横のワークスペースには会議中の発言やイラストを自由に配置可能で、対話をグラフィカルに可視化します。

リコーは、視覚によるコミュニケーションを活用することで、対話の内容に対し具体的な共通認識を持ちやすくなり、より創造的な議論が可能になるとしています。


piglyphはブラウザで動作するため、アプリのダウンロードは不要。オンライン環境だけでなく、オフラインでも利用できます。

事業共創プログラムから生まれた

piglyphは、社内起業家とスタートアップを支援するリコーの事業共創プログラム「TRIBUS(トライバス) 2020」から誕生したサービス。2021年6月のサービスローンチ以降、試験導入と開発が進められてきました。

今回提供を開始するβ版では、UIの刷新に加え、piglyphを使用する際の「ルーム(対話をリアルタイムに可視化しながら共同編集&記録できるホワイトボード)」をユーザーが自由に作成・編集できる管理機能の追加や、利用用途にあわせて会議の進行をサポートするテンプレートの提供などのアップデートを実施しています。


今後は、ユーザーからのフィードバックをもとに改良と開発を重ね、製品版の提供をめざします。さまざまなシーンでの効果的な使い方を手助けするテンプレートの拡充も予定しているとのことです。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000043114.html

piglyph

(文・Saki.A)

 


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