LGが、LG gram用有機EL(OLED)ディスプレイをLG DisplayではなくSamsung Displayから仕入れるとの情報が流れています。
供給されるOLEDディスプレイは14インチおよび16インチの新型LG gram向けのようですが、LGは何故、LG Displayから仕入れないのでしょうか。
リジッドOLEDディスプレイの市場が縮小
どうやら、LG gram用OLEDディスプレイをSamsung Displayから仕入れるのは卸価格の安さが理由のようです。
また、供給されるOLEDディスプレイの種別がiPhone用のフレキシブルOLEDディスプレイとは異なり、リジッドOLEDディスプレイであることも、同ディスプレイ採用機種の減少による在庫増=在庫処分による特価販売に繋がっている面がありそうです。
LG Displayが製造中のフレキシブルOLEDディスプレイ製造ラインの工程を一部変更すれば、リジッドOLEDディスプレイを製造できるようですが、投資に見合わなとThe Elecは述べています。
iPad ProやMacBook向けOLEDディスプレイ開発中と噂のLG Display
LG Displayは、2024年モデルのiPad ProとMacBook Air、2025年モデルのMacBook Proが搭載する2層・スタック型OLEDディスプレイを開発中との噂があります。
同社は、より出荷台数が多そうなApple製品向けOLEDディスプレイの開発に集中し、自社製品には価格がこなれたものを選択したのかもしれません。
将来は、MacBook Pro向けに開発したものを自社製品に転用できそうに思えます。
Source:The Elec
Photo:Apple(米国)
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-520705/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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