Bowers&Wilkinsの完全ワイヤレス新作は再生時間と接続性能がアップ!

数あるオーディオブランドの中でも、音質へのこだわりに定評のあるBowers & Wilkins(バウワース アンド ウィルキンス)。オリジナルの音楽に何かを加えたり取り去ったりするわけではなく、アーティストが意図した音のニュアンスをそのままに伝える“True Sound”を追求するイギリスの名門スピーカーブランドが満を持して2021年にリリースしたのが、完全ワイヤレスイヤホンの「PI7」と「PI5」。

その名作との呼び声も高い初代モデルが、卓越した音質と独創性あふれるデザインはそのままに、バッテリー性能や接続安定性をアップグレード。第2世代モデルの「Pi7 S2」(予想実勢価格:6万3800円)と「Pi5 S2」(予想実勢価格:4万8400円)として登場しました。

両モデルとも、前作からバッテリーのスタミナ性と接続の安定性を改善。いずれもイヤホン単体での連続再生時間が最長5時間(ANCオフ時)に伸びており、充電ケースを併用した場合は「Pi7 S2」だと約16時間、「Pi5 S2」だと約19時間の使用が可能です。15分間の充電で約2時間の使用ができるクイックチャージ機能やケーブルをつなぐ手間のないワイヤレス充電機能は、今作にも受け継がれています。

アンテナを再設計したことで、接続の安定性が向上。電波の干渉が少ない環境での通信距離は最大25mとなっており、駅の改札口など混雑する場所でも音途切れが発生しづらくなりました。Bowers & Wilkins Musicアプリに対応し、初期設定や音楽再生などがスマホで簡単に操作できるのもポイントです。

フラッグシップモデルの「Pi7 S2」は、9.2mmのカスタム・ドライブユニットに、高域を担うバランスドアーマチュア・ドライバーを組み合わせたハイブリッド構成。ユニットそれぞれを専用のアンプで駆動する“バイアンプドライブ”による、音同士の干渉を抑えた各帯域がクリアに聴こえるワイドレンジサウンドが特徴です。コーデックはハイレゾ再生に対応したaptX Adaptiveをサポートしています。

ノイズキャンセリングやアンビエントパススルー(外音取り込み)機能も搭載。周囲の環境に応じてノイズキャンセリングのレベルを自動調整する“アダプティブ・ノイズキャンセリング”を備えているので、毎回ノイズキャンセリングのモードを切り替える必要がありません。

また、前作同様、充電ケースはBluetoothトランスミッター機能を搭載。充電ケースをUSB Type-Cケーブルや3.5mmステレオミニプラグでノートPCなどの外部オーディオソースに接続すれば、高音質のサウンドをイヤホンに伝送。Bluetoothトランスミッター機能は、同ブランドのワイヤレスヘッドホン「Px8」でも活用可能です。

「Pi5 S2」は、9.2mmカスタム・ドライブユニットのシングルドライバー構成で、豊かな低域と輪郭のハッキリとした中高域を奏でるサウンドが持ち味。コーデックはaptXをサポート。ノイズキャンセリングやアンビエントパススルー機能を搭載しています。

▲「Pi7 S2」左からサテン・ブラック、キャンバス・ホワイト、ミッドナイトブルー

▲「Pi5 S2」左からストーム・グレー、クラウド・グレー、スプリング・ライラック

両モデルとも、前作の2色から3色展開にカラーを拡充。「Pi7 S2」にはサテン・ブラック、キャンバス・ホワイト、ミッドナイトブルー、「Pi5 S2」にはストーム・グレー(濃いグレー)、クラウド・グレー(薄いグレー)、スプリング・ライラック(薄紫)が用意されています。いずれも2月上旬発売です。

>> Bowers & Wilkins

<文/&GP>

 

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