東海電子株式会社は、酒気帯び状態の人物が車のカギを取り出せなくする「アルコール検知器&鍵管理システム」を発表。同システムを構成する、アルコール検知器「ALC-PROⅡ」と、東海理研製鍵管理システム「デジタル@IC キーターミナル」の連動製品の販売を2023年2月1日(水)より開始します。
アプリで測定結果を記録
アルコール検知器&鍵管理システムは、デジタル@IC キーターミナル内に車両の鍵を保管し、PC連動型のアルコール検知器ALC-PROⅡがアルコールを検知した際、鍵の取り出しを不可能にするシステム。
バスやタクシーなどを運用する事業所や、社用車の多い企業での利用を想定しています。
具体的には、以下のようなステップで鍵の管理を行います。
ALC-PROⅡ
1:運転免許所で認証
2:アルコール測定
3:アプリに測定結果を記録デジタル@IC キーターミナル
4:キーボックスが開錠
5:鍵の取り出しが可能に
6:出発
購入にはセットアップ費なども必要
国土交通省は現在、遠隔点呼や自動点呼など、運行管理業務のICT化を進めています。無人化・リモート化される業務が増えるなか、鍵管理の重要性が指摘されています。このような状況を背景に、アルコール検知器&鍵管理システムは開発されました。
ALC-PROⅡは、本体(スターターパック)が税込398,000円で、消耗品や年間保守契約、セットアップ費用などを含めると、約55万円(税別)。
鍵管理システム(デジタル@IC キーターミナル)は、税込523,000円で、キーワイヤーやセットアップ費用を含めると、約70万円弱(税別)です。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000070819.html
(文・S.Inosita)
- Original:https://techable.jp/archives/195062
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:井上智文
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