建設・製造現場特化型ビデオ通話アプリを開発するクアンド、プレA総額5億円を調達

遠隔からプロフェッショナルな判断を可能にする現場特化型ビデオ通話アプリSynQ Remote(シンクリモート)を開発する福岡のスタートアップ株式会社クアンドは、プレシリーズAエクステンションラウンドにおいて3.8億円の資金調達を完了し、プレシリーズAにおける資金調達累計額は5億円となったと発表しました。

メガバンクVCや著名投資家ら19者が名を連ねる

SynQ Remoteは、2020年の発売以降、安川電機や大東建託などの大手企業の導入実績を積み、堅調に成長。また「ICCサミット」や「B Dash Camp」をはじめとしたスタートアップの登竜門とされるピッチイベントでも優勝を重ね、注目を集めています。

今回、2022年11月の調達では国内メガバンクVC3社や著名な個人投資家である青柳直樹氏や西口一希氏らを迎え既存投資家を集めて3.8億円の調達を完了。プレシリーズAでの累計調達額は5億円となりました。

今後は、現在提供しているリアルタイム通話の精度を更に向上させながら、ナレッジデータベースなどの新たな領域にもプロダクトを発展させる予定。また、モバイルエンジニアやUI/UXデザイナー、グロースのためのマーケターやセールス責任者の採用を強化していくとのことです。

SynQ Remoteについて

SynQ Remoteは、現場の「あれ、これ、それ」が伝わるリモートコラボレーションツールです。遠隔からプロフェッショナルな判断を可能にすることで、人手不足や技術者部職、技術承継、労働集約型からの脱却などの現場に共通する課題を解決します。

ウェアラブルカメラなどの特別な機器を用意することなく、スマホやPCにアプリをインストールするだけで使い始められます。

双方向のビジュアルコミュニケーションができるポインタや、騒音対策など現場に寄り添って改善を重ねており、これまでオフィス向けのビデオ通話ツールではできなかった現場の遠隔支援が可能です。

2023年1月17日時点で、製造業やメンテナンス業、建築業、行政などで4,219アカウントが登録されています。

SynQ Remote導入企業の声

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000068726.html

(文・橋本憲太郎)


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