“すぐ壊れる”イメージを克服!長寿命を実現した「腕時計自動巻き上げ機」

1本は持ちたい機械式腕時計ですが、使い慣れるまではちょっとしたトラブルに見舞われることもしばしば。例えば金曜に帰宅して外した時計を何の気なしにそのままおいておき、月曜の朝見たら針が止まっていた…なんて、よくありそうな話です。もちろん巻き直せば済むわけだけど、その都度時刻や日付を合わせ直すのって、忙しい時にはちょっと煩わしい。また複数本の時計を並行して使いたいけど、メンテナンスにはあまり時間をかけられない、なんて人もいますよね。

そんな人ならぜひ使ってみたいのが、機械式時計を自動的に巻き上げてくれるワインディングマシンなる装置。例えばこの2月よりMakuakeに登場したライソン「スフィア」(7480円〜 2月13日現在)は、従来のワインディングマシンの弱点であった耐久性の克服を最優先に考えて考案された意欲作です。

まず「ワインディングマシンとはなんぞや?」という人のために簡単に説明を。ご存知の通り自動巻きの機械式時計は、オーナーが日常生活の中で身につけて行動する振動によって自動的にゼンマイが巻きあがる仕組みとなっています。逆に言えば、時計を外したまま動かさなかったり、身につけている人のアクションが少なくなれば、当然巻き上げ不足で止まってしまうということ…。

そこで考え出されたのがこのワインディングマシンなる装置。セットした時計に物理的なスイングや回転を与えることで、自動的にゼンマイを巻き上げてくれるというスグレモノです。2000年ごろの高級自動巻き時計ブームとともに登場したアイテムといわれていますが、とりわけ時計代わりに利用できるスマホが普及して以来、時計ファンの間で俄然注目を集めるようになりました。

ただこのワインディングマシン、正直なところ価格帯もかなり幅広いため、選択に悩むという声も多く聞かれます。また、特に安価なものでは2〜3年の使用で壊れるものもあり、耐久性に疑問を持つ人も少なくないよう。

そこでライソンでは“とにかく頑丈で、壊れにくいワインディングマシン”を目指して、壊れる原因を徹底検証。独自の研究により、破損に直結するゴムベルトを使うことなしに可動部を回転させることのできる“ダイレクトローテーション構造”を開発したのです。

また自動巻きの腕時計は、それぞれ搭載するムーブメントの構造によって巻き上る回転方向が異なるのですが、この「スフィア」ではさまざまな巻き上げ構造を持つ時計に広く対応できるよう、4種類の回転モードを搭載。毎日回転方法を変えながら動かしても10年以上は余裕で使える高い耐久性は、複数の機械式時計を並行して使いたいユーザーには最適な選択肢になりそうです。

また天体をイメージしたというカプセル型デザインも実にユニーク。お気に入りの時計を360°つぶさに愛でられる高級感漂うデザインは、書斎のデスク上にも美しく映えそう。稼働音も静かなのでベッドサイドや仕事場で使用するのもいいですね。

>> Makuake

<文/&GP>

 

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