農業分野にテクノロジーを掛け合わせる「アグリテック」に注目が集まっている近年。
そんな中、株式会社NTTアグリテクノロジーはパプリカを生産する農業法人である株式会社Tedyが導入した統合環境制御型グリーンハウスの受注・設計・建設・竣工を行なったことを公表しました。
採光性の高いガラスハウス
本グリーンハウスは農作物の収穫量増・環境負荷低減を図るための合理的な構造が取り入れられていることが大きな特徴です。
屋根には光の透過率が高いガラス素材が使用されています。ガラスサイズを大きく、骨材を減らすことで植物に太陽光を取り込みやすい構造になっています。
温室内の環境を分析し自動制御
温度・湿度・日射量などの環境センサー情報をベースに、暖房、灌水などのそれぞれの設備を、1つの制御機器で自動コントロールするとともに、データ駆動型農業を実現します。
加えて天気予報・生育ステージに対応した設定・制御できるため、広いハウス内でも安定的な生産が可能となるということです。
NTTアグリテクノロジーによれば、これらの技術を備えた本グリーンハウスは、一般的なパイプハウスと比較し、およそ4倍の生産量を実現できるとのことです。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000488.000098811.html
(文・池田 有)
- Original:https://techable.jp/archives/196349
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:池田有
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