パナソニックコネクト、i-PROのAIによる状態変化検知アプリケーションの取扱い開始。商品棚モニタリングや防犯に活用可能

パナソニックグループでB2Bソリューションの中核を担うパナソニック コネクト株式会社は、i-PRO株式会社のAIネットワークカメラ用アプリケーションとして「AI状態変化検知アプリケーション」の取扱いを開始しました。

i-PRO製のAIネットワークカメラはカメラ本体にAIプロセッサーを搭載しています。用途に合ったAIアプリケーションをインストールすることで、カメラ内での映像の分析・解析を行うことが可能です。従来、サーバー側で行っていたAI処理の負荷が分散され、システム全体を効率よく構築・運用することができます。

「AI状態変化検知アプリケーション」は、そのネットワークカメラで記録した画像の状態変化を認識して、従業員や警備員に通知することができるサービスです。

同サービスにより、商品棚の欠品状況や扉の開放状態などを手軽に把握でき、業務効率化や防犯強化への貢献が期待できます。

画素数の変化で異常を検知

本アプリケーションでは、正常状態として学習させた画像内において、画素数が変化した時を状態変化として検知し、アラームを通知します。

これにより、商品棚の欠品状況の見える化や、防犯の強化・警備業務の改善に役立てます。

最大3個の学習モデルを保存可能

また、変化を検知する対象や事象の学習モデルは最大で3個保存できます。

環境や状況に応じて、検知したいシチュエーションが変わる場合でも柔軟に対応可能です。

学習モデルは、正常・状態変化後のどちらでも設定可能

学習を行う際は、その結果を正常とするか状態変化後とするかを選択可能です。

そのため、置き去り検知や欠品検知など条件や環境に応じて活用できます。

「ガイダンス」で学習モデルの設定もカンタン

i-PRO設定ツール(iCT)の「ガイダンス」に沿って、学習用画像の保存や学習指示を行えます。

画角調整から結果確認に至るまで、手順に迷うことなく始めることができます。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005021.000003442.html

(文・杉本 旭)


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