Apple Watchのバンドに心拍数センサーなどを組み込む特許を取得

Apple Watch iM original 2
 
が米国特許商標庁(USPTO)において現地時間2023年3月2日、のバンドに生体情報センサーを組み込む特許を取得しました。
 
この特許の仕組みを実製品に応用した場合、Apple Watch本体内部のスペースを新たに占有することなく、新しい生体情報センサーを組み合わせることが可能になると期待されます。

バンドの一部を導電性の繊維にして本体と通信か

Appleが今回取得した特許は、Apple Watchの「(布など)織り物のバンド」に生体情報センサーを組み込む仕組みを記載したものですので、スポーツループやブレイデッドソロループ、アルパインループ、トレイルループなどを想定していると思われます。
 
これらのバンド(下記図表10の12)の内側には、心拍センサー、血中酸素濃度測定センサーなどの生体情報センサーだけではなく、マイク、スピーカーなど(26)を組み込むことが想定されています。
 
バンドの内部にはこれらのセンサーとApple Watch本体との通信回路(80C)を組み込むことも検討されているようですので、バンドと本体間は隠しポートを通じて電気的に接続されるのかもしれません。
 
USPTO apple watch
 
Apple Watch本体に各種機能を追加し続けようとすれば、本体を大型化し続けるか、バッテリーを小型化する必要が生じる(駆動時間が短くなるので考えにくい)と考えられるため、バンド側に機能を持たせようとする特許をAppleは複数取得しています。
 
 
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:iPhone Mania
(FT729)


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