東映アニメーション、メタバース「The Sandbox」に参入。自社IPコンテンツ展開へ

東映アニメーション株式会社(以下、東映アニメーション)は、The Sandbox社および株式会社Mintoと提携。メタバース「The Sandbox」上でコンテンツを展開していくことを発表しました。

東映キャラクターや世界観を展開

The Sandboxは、4000万ユーザーが利用するWeb3ゲーミングメタバース。メタバースと独自仮想通貨「SAND」を通じて、Play and earn(※)を軸としたソーシャルエクスペリエンスを提供します。複数の国内企業がすでに参入しており、2022年3月には、株式会社スクウェア・エニックスが提携しました。

※:ゲームを遊びながら仮想通貨を得られるシステム。

東映アニメーションはThe Sandboxで、仮想土地「LAND」を通して自社IPコンテンツを展開します。現時点では詳細は公表されていませんが、Mintoが持つ制作ノウハウを活かし、東映のキャラクターや世界観をコンテンツ展開する方針が発表されています。

東映アニメーションのコメント

今回の提携について、東映アニメーションの常務取締役、篠原智士は以下のようにコメントしました。

近年新たに誕生した概念「メタバース」。私ども東映アニメーションもいよいよこの大海へと出航することになりました。この度、そのパートナーとしてThe Sandbox社及びMinto社との協業を得たことを、大変幸せに、そして頼もしく感じております。

今、編成されたこの「船団」は必ずや今後のエンターテインメント業界の指針となるべき航路や新大陸の発見を成し遂げられると信じています。我々がこれまで生み出してきた様々な作品やキャラクター達が、新しいフィールドでどのような冒険をし、ストーリーを紡いでいくのか。本当に楽しみでなりません。

Mintoについて

Mintoは、マンガ・アニメを軸としたコンテンツの可能性を開拓するプロデュースカンパニーです。Web3事業のほか、SNSコンテンツ×広告、キャラの越境やWebtoonのIPプロデュースなどを展開。拠点は、日本、中国、タイ、ベトナムの4箇所で、コンテンツの新たなエコシステム創出を目指しています。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000130.000029274.html

(文・S.Inosita)


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