2022年11月に、米マサチューセッツ州のApple Storeに車で激突した男性が、新たに第二級殺人罪で起訴されました。この事故では死者が1人、重軽傷者が22人発生しています。
複数の罪で起訴
米マサチューセッツ州のApple Storeに自家用車で突っ込んだ男性が、第二級殺人罪などの罪で起訴されました。2022年11月に発生したこの事件では、65歳の男性が死亡し、最終的に22人が重軽傷を負いました。第二級殺人罪は原則として、意図的でない殺人に適用されます。
このほかにもブラッドリー・レイン被告は、無謀な運転による死傷罪や、負傷者を対象とした加重暴行罪で起訴されています。
レイン被告はこれまで、犯行については認めたものの「足がアクセルに挟まっただけ」などと主張し、無謀な運転にはあたらないとして罪状を否認していました。
Apple Storeにも責任あり?
事件を受けてAppleはただちに声明を発表、ティム・クック最高経営責任者(CEO)も事故現場を訪問するなどの対応を行いました。
しかし被害者にとっては十分ではなかったようで、レイン被告の刑事裁判とは別に、Appleも「100%防げた」事故を招いたとして民事裁判で訴えられています。原告の弁護士は「休日の交通量が多い時間帯は、障壁物を人々との間にいくつか用意するだけで済んだはずだ」と語り、Appleの責任を強調しました。
なお、米国でApple Storeに自動車が衝突する事件は2015年にも起きており、16人の重軽傷者を生んでいます。
Source:AppleInsider(1)(2)
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-530629/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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