オンライン決済ソリューションを提供するPayPalは、オンラインでビジネスを行う小規模事業者向けにApple Payの支払いの受付を開始しました。
チェックアウトの促進が目的
PayPalによるApple Payの追加により、小規模事業者はPayPal、Venmo、PayPal Pay Laterなどのさまざまな決済を受け入れることができるようになりました。
PayPalが共有したPonemon Instituteの調査によれば、希望する支払い方法が利用できない場合、顧客はショッピングカートを放棄する可能性が高まるのことです。それゆえ、顧客により多くの支払いオプションを提供することで、チェックアウトを促進することができると期待されています。
スマホ上でのデビットカード決済の9割以上はApple Pay
2021年の調査によると、米国のモバイル決済領域において、Apple Payが92%を占めていることがわかっています。このことから、PayPalという小規模事業者が使用しやすい決済ソリューションでApple Payの支払い受付が可能となることは、大きな意味を持つと言えるのではないでしょうか。
また、2021年の別の調査ではApple Payの決済オプションがある場合、ショッピングカートに入れられたアイテムが実際に購入に至る確率は100%であることが判明しています。
PayPalのコンバージョン率も98%とかなり高めですが、Apple Payはログインの手間が省けるのが2%の差につながったとみられています。
Source:PayPal
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-531720/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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