【達人たちの春キャンプ&ソト遊びギア】
車中泊カーに改造すると言うとハードルが高いけれど、布を貼ったり普通の家具を置くプチ改造からスタートし、本格改造に向けて準備している女子キャンパー、ちょもかさん。ときめく道具満載の軽バンにはどんな工夫がなされているのだろう?
■目の前にあるのは、とっておきの景色とときめく道具だけ
車中泊動画が評判のちょもかさんはキャンプ好き一家に生まれ、キャンプ歴=年齢のベテランキャンパーだ。車内で生活が完結することの多いバンライファーとは違い、ちょもかさんは軍幕をはり焚き火をするなど、外で過ごすことが多い。
「キャンプは当たり前の過ごし方です。テント撤収が大変だと思ってハイゼットカーゴから車中泊をしています。もともと武骨なキャンプに憧れてポーランド軍の軍幕の中で寝ていましたが、いつの間にか足が出ていたりしたし(笑)」
当初は小型のポータブル電源と本棚を積み、リクライニングソファがベッド代わりだったが、自分の過ごし方にあわせて手を加えてきたという。固定に使っているのは結束バンドや磁石などだからレイアウトは変幻自在。備え付けの家具を作るより模様替えしやすいのもメリットだ。
「必要なことがイメージできたので次は本格的な改造です。DIY好きの友人に相談しながら天井に板を貼ったりしようと考えています!」
ちょもかさん
愛車・ハイゼットカーゴでの車中泊キャンプの様子を発信する動画クリエイター。YouTube「chomocamp」では、DIYが苦手な人でも取り入れやすい工夫が参考になると話題に
▼エクササイズがわりに自転車散歩
中古で見つけて一目惚れしたビアンキ「アンコラ」にコーヒーセットを載せてポタリング。「エクササイズがわりにのんびり走り、気に入った場所でコーヒータイムを楽しんでいます」
▼寝る場所がなくなったのでルーフトップテントを設置
車内で寝ていたけれど自転車を積むようになったのでやむなくルーフトップテントを導入。「登るのが面倒になるときがあるけれどここからの景色は最高! 軽い力で開閉できるし寝心地もいい。電気毛布があれば冬も快適です」
■好きな場所に磁石で吊るす&クリップで留める
LEDや北海道でもらった鹿の角は磁石付きフックで吊す。「好きな場所に吊せます。壁にお気に入りの布を貼って雰囲気を変えることも。ハイゼットなら縁部分にクリップで留めてもいいんです」
▼車内ではポタ電+インバーターで調理
火器を使えない車内用に電気調理器(「タケルくん」&「ワクヨさん」)と1500Whのポタ電で。「冷蔵庫は別に電源をとるのでポタ電だけで1週間以上過ごせます。長期旅では外部電源ユニットと併用します」
▼棚よりも使い勝手がいいテーブル
「最初は自宅の本棚を固定していましたが、棚は高さや幅が決まってしまい案外道具の整理をしづらい。それで細長い棚を置いてボックスを整理。私にはこの方法がよかったです」
■ちょもかさんの愛用ギア BEST3
1. オレンジの光を放つオイルランタン
あたたかみのある光が好きなので外で使うのはオイルランタン。「デイツのランタンには富士山をイメージしたDANKEMOCAのタンクエプロンで遊び心をプラス。真ちゅう製リーズバートンのアンカーランプも雰囲気が好き」
2. レジンを流し込んだ特製テーブル
木工ブランド「Tatani」の作ったテーブルとククサ風カップは、一部にレジンを流し込んだ一点モノ。「さんふらわぁ号を載せると運行しているみたいでしょ?」。今年はレジン入りカトラリーにも注目しているそうだ。
3. SNSで一目惚れした焚き火台
アイアンガーデンワークスの焚き火台は、炎でフローラル柄が浮かび上がるそうで「焚き火をしないときも影がステキでしょ」。焚き火まわりのギアはippoのランタンハンガー&火ふき棒、MONOSOと組んで作ったオリジナル薪バッグなど武骨さの中にかわいさが潜むモノでそろえるのがちょもか流。
※2023年3月4日発売「GoodsPress」4月号74-75ページの記事をもとに構成しています
<撮影/鈴木優太 文/大森弘恵>
【関連記事】
◆空気を入れるだけで立ち上がる立方体のオーニングテントがあれば車中泊がもっと快適になりそう!
◆仕事にアウトドアに車中泊に!カスタムしがい満点な中型EVバン「ELEMO-L」
◆傘のように開くだけ!お手軽カーサイドタープで車中泊やレジャーを快適に
- Original:https://www.goodspress.jp/features/521230/
- Source:&GP
- Author:&GP
Amazonベストセラー
Now loading...