NTTドコモのモバイル社会研究所は2023年4月10日、携帯電話の所有動向に関する調査結果を発表しました。スマートフォンの比率が96.3%に達しています。
スマートフォンの比率が上昇
モバイル社会研究所は2023年1月、日本全国の15歳~79歳の携帯電話の所有者を対象に動向調査を実施しました。
携帯電話所有者のうち、96.3%がスマートフォンを所有していると回答しており、2022年の94.0%から2.3ポイント上昇しています。
2010年の調査ではスマートフォン比率はわずか4.4%でしたが、その後2011年に20%を超え、2015年には50%、2021年に90%に達しており、スマートフォンの普及が急速に進みました。
なお2022年5月には、フィーチャーフォン(以下、ガラケー)を持った男性が刃物を持っていると誤解され、警察に通報される事件が発生しています。スマートフォンの普及に伴い、ガラケーが珍しくなったことが、見間違いを引き起こした可能性がありそうです。
iPhoneも進化
iPhoneにおいては、ソフトバンクが2008年に日本で初めてiPhoneの取扱を開始し、2011年にはauがiPhone4sを発売し、2013年にはドコモがiPhone5sを発売しました。
2010年に発売されたiPhone4は、3G通信に対応し、ディスプレイサイズは3.5インチ、ストレージは16GBまたは32GBでした。現行モデルのiPhone14シリーズはスペックが大きく進化しており、2010年~2023年の間でスマートフォンの性能も飛躍的に向上しています。
2011年に初めてiPhoneを購入した筆者は、2010年当時はガラケーでmixiやモバゲーを利用していたことを思い出しました。調査統計が発表されるタイミングは、スマートフォンを所有する前のデジタルライフを思い起こす良い機会となりそうです。
Source:モバイル社会研究所, Apple
Photo:Apple
(seng)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-532280/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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