写真文化の黎明期においては、写真=モノクロというのが当然の認識でした。カラーフィルムの出現、そしてデジタル写真が主流となった今では、鮮やかなカラー写真を誰でも気軽に楽しめる時代となりました。
そんな現代だからこそ注目してほしいのが、ライカから登場したモノクローム専用デジタルカメラの新モデル「ライカM11モノクローム」(138万6000円)。
デジタルカメラでありながらモノクロでしか撮影できないストイックなモノクローム専用機。色による表現に頼らない分、光と影を捉える感覚が研ぎ澄まされ、写真の本質を再認識できる稀有なカメラ。ライカの中でも最高峰のレンズと評される「ズミルックス」レンズとの同時発売となります。
他のライカカメラのボディと違い、アイコニックなレッドのライカロゴをなくした、デザインまでストイックな仕上がり。光学ファインダー部にもダークなクローム仕上げのコーティングが施され、黒く周囲に沈み込むデザインにより目立つことなく撮影に没頭できるでしょう。
▲「ライカM11モノクローム」
センサーはフルサイズで、6030万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載。モノクローム専用機ということで、通常であればセンサーに搭載されているカラーフィルターも不要となり、より鮮明なディテールを描き出します。
ISO感度は125〜200000と高感度にも強く、モノクロの銀塩フィルムでは諦めていたような暗所で苦もなく撮影できるのは、デジタルならではのアドバンテージ。高画素機ですが、記録画素数はDNGで6000万画素、3600万画素、1800万画素とセレクトできるので、用途やPCのスペックなどに応じて最適なサイズを選べます。
機能性だけでなく、ライカならではの魅力となっているのが、ボディそのものの完成度。フルメタルのボディに高品質アルミニウムのトップカバー、サファイアガラスの液晶モニター、耐傷性の高いペイント、レザー外装と、ライカの伝統と精緻な技術が詰め込まれ、最高峰のカメラブランドに相応しい品質です。
▲「ライカ ズミルックス M f1.4/50mm ASPH.」
同時発売のレンズとして、「ライカ ズミルックス M f1.4/50mm ASPH.」(67万1000円)も登場。F1.4の明るい開放F値を持つライカの名玉が、最新の高画素センサーにも対応した圧倒的な描写力でアップデート。
持つだけで身の引き締まる思いをする最高峰のカメラとレンズで、写真の原点・モノクロ写真と向き合ってみましょう。
>> ライカ
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/524623/
- Source:&GP
- Author:&GP
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