【春の買って正解モノ】
旅行カバンの筆頭といえば、やはりキャリーケースだろう。中でも国内旅行を想定しているなら、耐久性や軽さ以上に使いやすさで選びたい。
「プラスαの機能性を備えたキャリーケースなら使い勝手抜群です。駅のコインロッカーに入る小型のもの、荷物が増えても安心のエキスパンダブル仕様、荷物を素早く出し入れできるフロントポケット付き、取り回しやすい新設計モデルなどがおすすめです」
こう話すのはスタイリストの牧田さん。これらの特性を持つキャリーケースは、従来よりも快適な旅を実現するという。また、背負えるトラベルバッグにも注目していると話す。
「キャリーケースと比べて機動力が段違いです。坂道や階段も気にせず素早く移動でき、人混みも歩きやすいのでおすすめです。背負うと荷物の重さもそこまで感じません」
旅行先や荷物量と相談しながら自分に合ったカバンを選び、旅行を存分に楽しんで欲しい。
スタイリスト 牧田悟志さん
メンズファッション誌を中心に活躍するスタイリスト。リアルクロージングを意識したスタイリングを得意とする。幅広いジャンルを常にリサーチしており、ウェアはもちろんバッグや靴にも詳しい
Q. GWの国内旅行に最適なイマドキのおすすめ旅行カバンは?
A. やっぱりおすすめはキャリーケース。その中でも「コインロッカーサイズ」「エキスパンダブル仕様」「フロントポケット付き」「取り回しやすい設計」が使い勝手抜群です（牧田さん）
■手ぶらで観光できるコインロッカー対応サイズ
プロテカ
「コーリー 22リットル 02270」（5万8300円）
小型ロッカーに入るサイズなので、駅に荷物を預けて早朝から観光できます。手ぶらで歩けるので快適に旅を楽しめます（牧田さん）
駅等に設置されている小型のコインロッカーに入るキャリーケース。内装は抗ウイルス・抗菌加工が施されており、キャスターストッパー機能も搭載する。ボディシェルパターンも魅力。容量22L。W34×H45×D20cm
■マチ幅を拡張できるエキスパンダブル仕様
ビクトリノックス
「スペクトラ 3.0 エキスパンダブル グローバル キャリーオン」（5万9400円）
マチ幅が広がるエキスパンダブル仕様。容量がアップするので、旅行先でおみやげなど荷物が増えても安心です（牧田さん）
本体周囲のファスナーを開くことで容量を20%拡張できるエキスパンションシステムを搭載。また、フロントオープンで荷物に素早くアクセス可能。ボディには高性能な再生プラスチック素材を使用。容量39L。W40×H55×D20cm
▲PCを収納できるフロントポケットや、外装にUSBポートを備えており使い勝手抜群！
■フロントポケット付きで荷物に素早くアクセスできる
サムソナイト
「ユニマックス スピナー55 フロントポケット」（8万2500円）
フロントポケット付きで移動中も荷物を取り出しやすいのが魅力。PCや書類も収納できるので出張にも大活躍（牧田さん）
15インチPCを収納できる便利なフロントポケットを搭載。サスペンション付きでスムーズな移動を実現し、ブレーキシステムも備える。高級感のあるスタイリッシュなデザインも見逃せない。容量約34L。W36×H55×D24cm
■“斜め引き”にも対応する取り回しやすい設計
プロテカ
「フリーウォーカーGL 50リットル 02342」（7万5900円）
斜め引きができるので狭い場所や人混みでも移動しやすいのがポイント。ホイールも大きく、少ない回転数で距離を移動できます（牧田さん）
横引き・縦引きに加えて、斜め引き（2輪での縦引き）ができるキャリーケース。さらに直径70mmの大径キャスターを搭載しており段差にも強く、軽い力で滑らかな走行を実現する。キャスターストッパー付き。容量50L。W42×H63×D27cm
Q. キャリーケースよりもっと移動しやすい旅行カバンが欲しい！
A. 移動のしやすさを重視するなら「背負えるトラベルバッグ」がおすすめです（牧田さん）
■多彩なポケットを搭載した旅行用バックパック
ブリーフィング
「TRIP PACK」（3万9600円）
収納力抜群なうえ、ブリーフィングらしいタフでスタイリッシュな見た目もポイント。気負わず旅行に出かけられるカバンです（牧田さん）
2種類のコーデュラ素材を使用し、生地の裏面にポリカーボネート加工が施された高撥水仕様。小物を整理収納できる便利な天面ポケットやPCスリーブなど多彩なポケットを備える。容量22.6L。W32×H44×D18cm
▲荷物を仕分けできる3層構造。内部にはクッション入りPCスリーブや大小さまざまなポケットを搭載する
■PC収納部や靴用ポケットからエキスパンション機能まで搭載
インケース
「A.R.C. Travel Pack」（3万9600円）
キャリーケース感覚で使える機能的な作りが魅力。特に収納面に関しては、まさに“全部入り”のバックパックです（牧田さん）
キャリーケースのようにコの字に開くバックパック。メイン室に仕切りを備え、衣類等を整理して収納できる。また、マチ幅を約8cm拡張できるエキスパンション機能も搭載。撥水加工生地を使用。容量約34L。約W33×H49×D21cm
▲PCスペースや小物収納に便利な上部ポケット、靴を収納できるボトムポケットなどを備える
■状況に合わせて使える背負えるキャリーバッグ
カリマー
「airport pro 40」（4万700円）
普段はキャリーケースとして使い、悪路や人混みでの移動は背負って使える2Way。海外やアウトドアにも最適です（牧田さん）
背面に収納式ショルダーハーネスを内蔵したキャリーバッグ。耐久性の高い大径ホイールを採用しているため、石畳や木道などでも取り回しやすいのが特徴。荷室は深さがあり大きく開く。容量40L。W40×H55×D30cm
▲フロントポケット部分には旅先で活躍する、取り外し可能なトートバッグを備える
■4通りの持ち方ができさまざまな移動シーンに対応
マンハッタンポーテージ
「Curtiss Luggage Backpack」（4万9500円）
全ての持ち方に対応した注目アイテムです。荷物量やシーンに合わせて最適な持ち方ができるので、移動が楽になります（牧田さん）
持つ・引く・背負う・斜め掛けの4通りの持ち方ができるボストン型の旅行用バッグ。大容量のメインコンパートメントと4つのサイドポケットにより、多くの荷物を整理して持ち運べる。容量約49L。W60×H34×D33cm
▲背面にショルダーハーネスを備え、ハンドルを伸ばせばキャリーバッグとして使用可能
※2023年4月6日発売「GoodsPress」5月号80-81ページの記事をもとに構成しています
＜取材・文／津田昌宏 スタイリング／牧田悟志＞
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/525619/
- Source:＆GP
- Author:＆GP
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