車中泊やキャンプで活躍してくれるカーサイドテント7選【プロが選んだ本当に良いカー用品ベストバイ】

【プロが選んだ本当に良いカー用品ベストバイ】

車中泊やキャンプが人気の現在、クルマのボディ側面やリヤ上部に取り付けるカーテンもさまざまなタイプが増加している。

以前よりクルマのサイドに取り付けるものとしてカーサイドオーニングというものがあるが、10〜20万円とカーサイドテントに比べると高価で取り付けにも専用のブラケットが必要など、ハードルがやや高い。

それに比べてカーサイドテントでは、10万円を切るものも多い。またクルマとの接続は吸盤だけと簡単なのが人気の理由となっている。

車両の横や後部に取り付けることで日よけや雨よけになるのはもちろん、社内とは別にワンルームを増やせることが大きな魅力。モデルによっては自立タイプもあるので、クルマを切り離して買い物に出かけることなども可能。

購入時は出入り口や窓の数、対応する車両の全高などを事前に調べておくこと。できれば実物を見ながら設営のしやすさなども確認できると自分に合ったモデルが見つかりやすくなる。

 

1. フレームの組み立て不要で設営のしやすさは◎

Terzo
「エアフレーム カーサイドタープ EA314」(3万9600円)

ーBEST BUY POINTー
1〜2人に使うのにちょうどいいサイズ。着替えやシャワーなどとしても使えて◎。値段の手頃さもいい

付属のエアポンプで空気を入れれば入り口が立ち上がるため、フレームの面倒な組み立ては不要。バックル付きベルトをクルマのバックドアにあるダンパーやルーフレールに固定しペグダウンすれば設営完了。ルーフレールがない場合はベースキャリアに固定する

▲市販のポールがあればタープとしても使える。出入り口の左右と上辺部分がエアフレームになっているので、ポールの組み立てやシートに通す必要がないのもうれしい

 

2. 設営のしやすさや質感などこだわりが詰まったテント

アルパインスタイル
「バックドア拡張型テント AS-PS-EX1-BK」(6万6000円)

ーBEST BUY POINTー
生地は耐水圧1800mmの防水性で内部のシルバーコーティングにより紫外線に強いのも注目

テント、グランドシート、ジョイントの構成。開けたバックドアにジョイント部を被せ、グランドシート上にテントを設営してジョイント部とテントを連結すれば完成。テントはポップアップ式で組み立ても簡単。両側面には上下2つの網戸も備わり通気性も抜群。

 

3. 見た目のレトロさに加えてゆったりとした広さで快適

OGAWA
「カーサイドロッジ」(10万4500円)

ーBEST BUY POINTー
スチールフレームの頑丈な骨格や前面の大型窓もアクセント。ロッジ感あふれるスタイルの独自性も◎

古くからカーサイドタープやカーサイドシェルターをリリースする同社の最新モデルは、新しく懐かしいデザインも魅力のスチールフレームのカーサイドロッジ。車両とは吸盤で連結でき、単体での自立も可能。4方向からの出入りができるほか、メッシュ窓も装備。

▲別売りのラチェットポールを使用すれば開放的なリビングにして使うこともできる

 

4. リビング・寝室と二通りの使い方ができる優れモノ

コールマン
「カーサイドテント/3025」(5万2800円)

ーBEST BUY POINTー
カーテントだけでなく、別売りのキャノピーポールがあればテントを自立させて使えるのも魅力

吸盤で車両と連結できるフライシートのほか、ハンギングインナーテントも付属。日中はフライシートのみでリビング、夜はハンギングインナーテントを入れて寝室として利用可能。4〜5人で使える広さがあり、3面はメッシュ、オープン、クローズもできて快適。

 

5. 大人数でもゆったり休めて自立させて使える

ロゴス
「Tradcanvas T/C PANELドゥーブルXL・プラス-BC」(12万8000円)

ーBEST BUY POINTー
家族で使っても快適にくつろげるサイズ。車両が入れないキャンプ場でも自立できるため心配なし

インナーには通気性が高くコットンのような風合いのT/C素材を採用。2ルームの広々とした空間は6人でゆったりと過ごせる。インナーテントを取り外してスクリーンタープとしても使えるほか、独自のPANEL SYSTEMを搭載した前面部分と車両を吸盤で連結可能

 

6. ヨーロッパで人気のモデル!電動ポンプで設営も簡単

KAMPA DOMETIC
「クロス エア VW」(11万9790円)

ーBEST BUY POINTー
太さもありしっかりとしたエアフレームを採用し、安心。拡張性が高いところもおすすめポイント

キャンピングカー関連のパーツを数多くリリースする欧州の人気ブランド、カンパ・ドメティックのカーサイドテント。電動ポンプが付属し展開も楽々。室内高が最大200cmと高く、開放的な空間で、別売りのアネックスがあればもうひと部屋増やすこともできる。

 

7. 全高の引くいクルマもOK!ポップアップ式で設営も楽

CARSULE
「CARSULE(カースル)本体一式」(5万3200円)

ーBEST BUY POINTー
手軽さ最強!バックドアオープン時の高さ2.4mに対応するCARSULE PLUSもラインアップ

バックドアオープン時の高さ2.1m以下なら取り付けができ、ステーションワゴンやハッチバック車などにも対応している。バッグから出して広げ、ポール4本を通してテントが完成。2×2×1.8mのサイズで1〜2人でくつろぐのに最適。3面にメッシュ窓も装備。

※2023年3月16日発売「Car GoodsPress」Vol.100 46-47ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【プロが選んだ本当に良いカー用品ベストバイ】

<取材・文/浜先秀彰、平岡祐輔、Car GoodsPress編集部 撮影/澤田和久>

 

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