脳科学・行動科学を応用したロボットの店内プロモーション実験

マーケティング実務家による国際組織「MCEI東京支部」では、早稲田大学商学学術院守口剛教授監修のもと、脳科学や行動科学、AIを活用した五感を刺激するマーケティング技術の実践研究「感覚マーケティング実践研究会」を推進してきました。

その一環として、5月15日(月)~21日(日)の期間、全日食チェーン加盟店シティーマーケット「うおまつ」本店(つくば市)の店内にて、各種ロボットによる実証実験を行っています。なお比較実験は6月上旬、振り返りは6月下旬を予定しています。

広告付きロボットをプロモーションに活用

今回は、長引くコロナ禍や人手不足で、実施が中止されていた店頭デモ販促を、脳科学や行動科学を応用した非接触型ロボット「KettyBot」(提供:テクノホライゾン 名古屋市南区)と分身ロボット「OriHime」(提供:オリィ研究所 東京都中央区)の2種類のロボットを活用して店頭販促実験を実施します。

「働き方」の新たな可能性を探る

非接触型ロボット「KettyBot」にはシズル音や映像、POP、香りなど、五感に訴える仕掛けを搭載し、その効果測定を実施します。

映像やPOP類はコニカミノルタ(株)(東京都千代田区)が提供する「EX感性サービス」により、脳科学、AIの科学的な観点から売れるデザインに精度を上げて展開。

香りは(株)プロモツール(東京都文京区)が提供するディフューザー「セントPOP」を活用し、販促効果を高めます。

分身ロボット「OriHime」はパイロット(在宅勤務者や、距離・身体的な問題により店頭で働けない方々)が操作。

オノマトペや方言などの地域性を生かしたコミュニケーションで商品の魅力や機能を紹介します。ダイバーシティ問題を視野に入れながら、小売業の人手不足問題と多様な働き方を望む働き手をつなぐ社会実験として、「働き方」の新たな可能性を探ります。

人手不足問題に悩む「小売業」と多様な働き方を望む「働き手」をつなぐことになるかもしれません。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000000265.html

公式WEBページ:https://www.mceitokyo.org

(文・zio)


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA