人気VRリズムゲーム「Beat Saber」がWWDC23に登場する可能性

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Appleは、6月5日より開催される世界開発者会議(WWDC23)拡張現実/仮想現実(AR/VR)ヘッドセットを発表するのではないかと噂されていますが、同時に人気VR専用リズムゲーム「Beat Saber」が、ローンチタイトルとして紹介される可能性があると報じられました。

AppleのAR/VRヘッドセット向け「Beat Saber」登場の可能性

ゲーム開発会社Beat Gamesの共同創業者ヤロスラフ・ベック氏は現地時間5月31日、「6月5日は、(ポップコーンの絵文字)(眼鏡の絵文字)になる」とツイートしました。これは、AppleのAR/VRヘッドセット向けBeat Saberが、同日の基調講演に登場する可能性を示唆しています。
 


 
Appleのプラットフォーム向けのBeat Saberの登場は、現時点では単なる憶測に過ぎません。しかし、ベック氏はAppleについて定期的にツイートしているわけではないため、この件以外で、イベントに関して言及する理由はないように思われます。
 
Appleは既に一部のゲーム開発者と共同で、既存のコンテンツをAR/VRヘッドセット向けにアップデートできるようサポートしていると噂されていますが、Beat GamesもAppleが支援している企業の1つである可能性があります。

Beat Saberについて

Beat Saberは、最もよく知られているVRゲームの1つです。
 
プレイヤーは、未来的な仮想空間の中で、音楽に合わせて腕を振るなどのジェスチャーによってビートを刻みます。このゲームは、ダンスのような動きをすることができるため、エクササイズツールとしても活用されています。Appleは、AR/VRヘッドセットをエクササイズを支援するデバイスとしても普及させたいと考えているようです。
 

 
今週初め、サバイバルゲーム「No Man’s Sky」の開発元であるHello Gamesの創設者がAppleの絵文字をツイートしたことから、WWDC23でAR/VRヘッドセットの発表と同時に「No Man’s Sky」 がローンチタイトルとして紹介されるのではないかとの憶測も流れています。このゲームは、PlayStation VRなどいくつかのVRプラットフォームでプレイ可能です。
 
AppleはWWDC23について、Twitterでは「新時代の幕開け」、開発者向けサイトでは「新しい世界をコーディングする」と予告し、ヘッドセットの登場をほのめかしています。複数の噂によると、AppleはAR/VRヘッドセットと、その専用OSとなるxrOSを発表する準備ができており、発売は今年後半になるものの、6月に発表することで、開発者がこのデバイス向けに仮想現実体験を開発する時間を確保できるということです。
 
 
Source:MacRumors,AppleInsider
Photo:Apple
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