iPhone16 Proに搭載か!?耐衝撃性高めたTaptic Engineの特許

iPhone action button_1200
 
米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2023年6月1日、Appleが出願していた、耐衝撃性を高めたTaptic Engineに関する特許を公開しました。
 
iPhone15 Proシリーズのサイドボタン、音量を上げる/下げるボタン、サウンドオン/オフボタンはTaptic Engineを利用した感圧式ボタンに変更されると噂されていましたが、残念ながら1年遅れとなるiPhone16 Proシリーズで採用される見通しです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 耐衝撃性を向上させたTaptic Engineに関する特許が公開された。
2. iPhone16 ProシリーズのボタンはTaptic Engineを利用した感圧式になると噂されている。
3. 新しいTaptic Engineは、小型化されるかもしれない。

非線形バネを用いて耐衝撃性向上、小型化も実現か

今回出願した特許は、使用頻度の高いボタンにTaptic Engineを多用するのに備えて、耐衝撃性を向上させるのを目的にしているのかもしれません。
 
特許には、内部にバネを備えたTaptic Engineは、搭載したデバイスを落としたり硬いものにぶつけたりすると破損する恐れがあると記されています。
 
それを防ぐため、特許に記された新しいTaptic Engineでは、非線形バネを採用することが検討されています。
 
新しいTaptic Engine機構の留め具(下記図表3Aの316)が、iPhone内部に使用されている他の部品と同じネジ穴を備えると仮定した場合、Taptic Engineは薄く平たいデザインに変更されるのかもしれません。
 
Taptic Engine patent
 
 
Source:USPTO via Patently Apple
Photo:Apple Hub/Facebook
(FT729)


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