2代目キングセイコー“KSK”のデザインを継承しつつ0.2mm薄型化した新モデル

国産時計の黎明期を代表する歴史的なマスターピースのひとつ、キングセイコー。その特徴といえば、エッジを立たせたシャープなケースや、クラシカルなボックス型風防、視認性の高いバーインデックスなどが挙げられます。

これらのアイコニックなディテールのルーツにあるのが、“KSK”の愛称で知られる1965年に発売された2代目キングセイコー。伝説的なタイムピースのオリジナルデザインを忠実に再現したレギュラーモデルが、この夏「SDKA005」「SDKA007」(共に41万8000円)として登場します。

▲「SDKA005」

来る7月8日より発売されるキングセイコー「SDKA005」、「SDKA007」は、共にブランドのオリジンである2代目キングセイコーのデザインを正しく継承する新レギュラーモデル。

2022年のブランド復活よりレギュラーモデルとして展開している「SDKS001」などでは、ムーブメントに“キャリバー 6R31”を採用していましたが、新たに登場する2モデルでは、より快適な装着感を叶えるべく、薄型自動巻きムーブメント“キャリバー6L35”を採用しているのが大きなポイント。

“6L35”は、セイコーの現行機種において最薄となる自動巻キャリバーで、2021年、2022年に数量限定で発売された復刻モデルでも搭載されていたもの。この極薄キャリバーを採用することで、新レギュラーモデルではオリジナルの“KSK”よりもさらに0.2mm薄いものとなる、10.7mmのケース厚を実現しています。

重量感のある機械式腕時計ながらも厚みを抑えた設計のおかげで、手元に快適なフィット感を得られるのがうれしいところ。エッジを立たせたフラットな多列ブレスレットとともに、いっそうの付け心地の良さを提供してくれます。

▲「SDKA007」

もちろん、どっしりと存在感のある太いかん足、天面に刻んだライターカットがまばゆい光を放つ12時位置のインデックス、ダイナミックな多面カットが施されたラウンドケースなど、特徴的なデザインコードは今回のモデルでも健在。時分針はサイドを切り落とした3面カットとするなど、「SDKS001」よりも、さらにオリジナルモデルに近づけたデザインとしています。一方でオリジナルにない仕様として、3時位置にカレンダー表示を搭載。現代のライフスタイルにふさわしい、実用に配慮した1本です。

>> キングセイコー

<文/&GP>

 

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