ガラケーにあってスマホにないものの一つに、閉じたときに得られるなんとも言えない感覚が挙げられる、とThe Vergeの記者は主張しています。この感触こそが未来のスマホの鍵であり、やがてはすべての端末がそちらの方向に向かっていく、との断端な推測です。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. スマホが最終的に行き着く先はフリップ式の折りたたみスマホである。
2. 現行デバイスは大きく、厚く、重いためガラケーのような開閉動作を行うことができない。
3. スマホブランドはみな閉じたときの感触が良いデバイスの開発に心血を注ぐべき。
フリップ式こそスマホの未来?
ガラケーで得られたような、電話が終わったときに携帯をパタンと閉じたときの感触は、現在のフリップ式折りたたみスマホでは大きく、厚く、重いため達成不可となっていますが、それでもこれらのデバイスはスマホが向かうべき道を指し示しているとのことです。
Samsung Galaxy Z FlipやMotorola Razr+、OPPO Find N2 Flipなどが現行のフリップ式折りたたみスマホモデルですが、デバイスが閉じられているときは比較的簡素な通知ベースのインターフェースとなり、開けば完全なスマホ体験が得られる優れものだそうです。
耐久性、省電力にも貢献
スマホを2つに折りたためることで、持ち運びの際に耐久性が向上するだけでなく、通知を確認するときも閉じた状態の小さなディスプレイ上だけで行うことができるため省電力につながる、とThe Vergeは述べています。
開閉動作がガラケーのようなフリップ式折りたたみスマホの開発に、AppleやGoogle、Huawei、OPPO、Nothing、OnePlusなどはみな心血を注ぐべきだ、と投稿は締めくくられています。
Source:The Verge
Photo:Motorola
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-541644/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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