陸上自衛隊「87式偵察警戒車」通称”RCV”を1/43スケールで精密再現!

工事現場で使用するクレーン車や街中を走る消防車やパトカーなど、見かけることはあってもその職種に従事していない限り、まず操作や運転をすることはない特殊車両。そんな特殊車両の中でも、滅多に見ることができない自衛隊車両はさらに特別です。

大人のコレクション向けミニカー専門店ヒコセブンの自衛隊車両専用オリジナルブランド islands(アイランズ)より、レジン製1/43スケール「陸上自衛隊 87式偵察警戒車(87RCV)」(2万3100円)が登場。直営店のモデルギャラリーHIKO7及び全国の模型取扱店にて予約受付を開始しました。約14cmという大きさながら、存在感と重量感が伝わってくるモデルです。

陸上自衛隊の偵察用装輪装甲車である87式偵察警戒車は、1982年の制式化された82式に次いで1987年に制式化された装輪式戦闘車両。2013年までに111両が調達され、映画のゴジラシリーズやアニメなどにも数多く登場しています。

配備部隊内ではRCVの通称で呼ばれ、82式指揮通信車をベースに車体上部に25mm機関砲を装備した砲塔を搭載。そのため、エンジンは車体の中央部から後方へ移動されています。

足回りには被弾時で走行が可能なコンバットタイヤ(ランフラットタイヤ)を装備し、変速は前進6速、後進1速、操舵は前4輪で行われ、舗装路などでは通常、後方4輪で駆動しますが、不整地では全輪駆動(6輪駆動)に切り換えて走行。サスペンションにトーションバー式が使われていることで、不整地でも安定した走行が可能となっています。

実際の車内には車長、操縦手、前部偵察員、後部偵察員の5名が搭乗。砲塔上部のハッチ前部にはカメラが配置されているので、車外を監視でき、さらに微光暗視装置を備えているので夜間の監視任務にも対応可能となっています。

新たに自衛隊車両専用ブランドislandsから登場した今回のモデルは、迫力のある87式偵察警戒車のフォルムを1/43で可能な限り忠実に再現。本体は塗装済みの完成品で、87式から搭載された25mm機関砲は回転させられます。

非装甲の偵察用オートバイで課題となっていた火力不足を、搭載火器での反撃で威力偵察が行えるようになった87式偵察警戒車。実際の仕様をディテールまで再現した重厚なボディは、飾って眺めるだけで満足できそうな完成度です。

>> ヒコセブン

<文/&GP>

 

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