消しゴムはまだ進化の余地があったのか!折れにくいのに消しやすい「ハイブリー」誕生

急いで消そうとして、消しゴムがボキっと折れてしまった経験ありませんか? 消しゴムが折れたり欠けたりする原因はいくつかありますが、多くは力の入れすぎ。市販のモノはやわらかいので、本体がぶれないよう先のほうを持ちつつ、軽く消すよう心がけることが重要です。

しかし、そうは言っても長年の消しゴムの使い方を修正するのは簡単ではありません。そこで注目したいのが、サンスター文具が開発した新たな消しゴム「HYBREE(ハイブリー)」(165円)。ソフト&ハードの2層構造に進化させることで、折れにくさと消しやすさを両立させています。

本製品の折れにくさを実現するポイントは大きくふたつ。ひとつ目は消しゴム本体が硬さの異なる素材による2層構造になっている点。外側のグレー部分がハードな素材のため折れにくく、内側の白い部分はソフトな素材を使用しておりやわらかいタッチでよく消えるようになっています。

ふたつ目のポイントは、スリーブと呼ばれる消しゴムをカバーする紙ケース部分の形状。スリーブ自体に特殊な切り込み加工が施し、消す動作を行う際に消しゴム本体にかかる負担を軽減。スリーブの角の部分が消しゴム本体に食い込まず、その箇所からの消しゴム本体の裂けの原因を軽減します。

消しゴム自体の素材は、消字率も高く、軽い消し心地のPVCを採用。ただし、一般的なPVC消しゴムでは、成型しやすくするための可塑剤としてよく使われる“フタル酸エステル”は不使用。このフタル酸エステルは、内分泌かく乱性や生殖毒性、発がん性など、人体への悪影響が懸念されている素材なので、この物質を使用していないという点も安心です。

本体サイズはW55×H24×D13mmで、重さは24g。構造とスリーブの工夫で折れにくさを実現した進化系消しゴムの登場です。

>> サンスター文具「ハイブリー」

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆サンスター文具のボールペン「mute-on」を使えばもうノック時のカチカチ音が気にならない!
◆サンスター文具のゲルボールペン「TANK」はインク量が従来比約5倍!その秘密はペン軸にあリ!
◆斜めの線がポイント!パカッと開けばペントレイに早変わりするペンケースって案外便利かも


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA