旅行ライターも実践!お得に海外旅行できる3つのコツ

【10万円で行けるところ、できること】

コロナ禍を経て各国の水際対策がほぼ解除、渡航へのハードルが下がった今、「今こそ海外旅行!」と考える人も多いはず。そこで、予算10万円をベースに久しぶりの旅を前に使えるお得に&楽しく、納得の旅をするためのコツをご紹介!

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“自由に旅に使っていい10万円”が手元にあったら何をする!? 都合がいい日程のLCCの価格&セールタイミングをチェック。そしてお気に入りのホテルリストを見直して、観光エリアを検索…なんて、心躍る時間がスタート! 一気に気持ちが“旅モード”へ。

10万円で向かえる先といえば、台湾や香港などアジアが中心を思いがちですが、LCCの台頭でオーストラリアから人気のハワイまで以前に比べてグッとリーズナブルに行けるようになりました。さらに行きたいエリアとエアラインの主要空港、力を入れている路線をチェックすれば、さらなるお得と出会える可能性も!?

また、宿泊予約サイトも民泊からラグジュアリーまでさまざま。滞在時どの部分を重視するかで利用するサイトが変わってきます。人との交流、インスタ映え、駅や目的地に近い利便性などサイトと情報をすり合わせてベストな場所を探すのも楽しいもの。

ほぼコロナ前と同水準で旅に出ることが可能となり、国際線増便のアナウンスやターミナルの再開。そして夏旅に向けてのセールが目白押しと海外渡航へ追い風が吹くなか、このタイミングを逃す手はありませんよね!

■お得に海外旅行できる3つのコツ

1. LCCはメール登録で最新情報を入手! 欲しいサービスを自分でチョイス・宝探し的感覚で楽しんで

限定セールでのお祭り感に、乗ってみたい機材やシートに機内食。さらに路線の豊富さと、“安さ”だけじゃないここ最近のLCC。「寝たいからシートはワンランク上に」「食事はなし」など自分でサービスに課金できるのも◎。荷物の重量制限が厳しい分、逆に言えばミニマル旅が叶うとも言えます。もちろんお得な旅にはフライトのお値段が重要。会員登録とメールチェックで、宝探し気分でお財布に優しい旅の実現を! ここでは、人気のLCC3社の気になるトピックスをご紹介します。

▼メールでお得情報ゲット!ジェットスターはほぼ時差なしオーストラリア・リゾート旅がアツイ!

LCCのリーズナブルさを最大限に活かすには、セール情報の把握が肝。会員登録&お知らせメールの受信設定オンで、最新情報をキャッチ! ジェットスターは無料メルマガのJetMailに登録すればお得な情報がいち早くゲットできるんです。最低価格保証・驚きの価格でワクワク・お祭り感も!?

▲ジェットスターはお得情報がメールで随時届くので、すぐにサイトをチェック!

同社はオーストラリア路線が特に強力! グレート・バリア・リーフ近のケアンズなら、直行便で東京(成田)発で片道3万8000円~・大阪(関西)発片道3万7000円〜。マラソンでも人気のゴールドコーストも片道4万2000円~(成田)。しかも燃油サーチャージ不要です。青い海に青い空・リゾート旅をお探しなら、迷わずジェットスターからフライト検索を!

※エコノミークラス「Starter」片道運賃。機内持込手荷物は合計7kgまで。支払手数料、空港使用料等が別途必要です。諸条件が適用されます。燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)は不要。エコノミークラスには受託手荷物の料金は含まれません。ビジネスクラスは 30kg までの受託手荷物が含まれます。

▼突然の「行きたい!」を叶えてくれるアジア弾丸旅なら断然Peach

「いますぐ行きたい!」そんな突然の海外旅行欲を満足いく形で昇華してくれるのがPeachの「弾丸往復運賃」。先日3年半ぶりに復活と話題になったばかり!

▲Peachの弾丸往復運賃なら、お得に日本ーアジアの往復ができちゃいます

ソウル・台北・香港とアジアの人気エリアがラインアップし、ソウル(仁川)往復1万円からと価格を見ただけでもそのリーズナブルさは一目瞭然。平日限定で中部・羽田・関空の5路線が対象、最寄り空港をチェクして早速飛び立ちましょう。

▼憧れを低価格で実現!? ZIPAIRは片道2万9000円でハワイに行けるタイミングも!

憧れのハワイへもお安く行ける時代が遂に到来! ZIPAIRなら片道3万円以下でハワイの地へと降り立つことも。もちろんハイシーズンではなく、ローシーズンのチョイスが基本です。

▲食べたい・座ってみたい! そんな楽しみもZIPAIRは提供してくれます

機内ではWi-Fi無料に名物の「国産うなぎのふっくら鰻丼」(2800円)、180度リクライニングするワンランク上の「ZIP Full-Flat」座席など“乗ってみたい”を後押しするお楽しみも。サンフランシスコにロサンゼルスにサンノゼと欧米路線の強さも◎。手軽なアメリカ旅にもってこいです。

 

2. ホテルはサイトをハシゴしての価格比較が大事。大手サイトでの予約がやっぱり安心

▲Expediaは使い続けることでお得度がアップ。アプリなら最大20%オフにも!

数あるホテルサイトのなかでも使いやすいUIと価格設定で人気なのがExpediaとBooking.com。Expediaは平均15%オフになる会員価格制度や貯まったポイントでの宿泊なども。エアーとホテルを同時予約することでセット割になったり、アプリを使うことでさらにお得になる場合も! またフライト価格の変動でアプリにプッシュ通知も来るので、チケット探しに一役。

▲Booking.comはロイヤリティプログラム“Genius”でランク別に特典が受けられます

Booking.comは、宿泊を重ねることで特典が受けられるロイヤリティプログラム“Genius”を提供。割引や朝食無料、アップグレードなどが適宜受けられます。どちらのサービスも使い続けることでお得度がアップします。

なお、お気に入りのサイトを最大限活用してのホテル予約もいいですが、確定前にしっかりと他のサイトでの価格比較も忘れずに。もちろんホテルの直販サイトも同様。スペシャル価格が提示され数万円単位で値段が違う!なんてコトもあるので、サイトパトロールは節約のためにも必須です。

▼宿泊を体験に昇華、 Airbnbは交流や歴史ある建物に泊まるチャンスを与えてくれる

▲民泊支援サービス大手Airbnbは、泊まるだけじゃない魅力も満載

お得にいつもとは違う滞在や民泊を希望するならAirbnbがおすすめ。個人管理の一室を借り、部屋を提供するホストと交流したりと旅にプラスαのエッセンスを宿泊体験で提供してくれます。ユニークな宿泊場所も多く、チョイスによっては“滞在先で住むように暮らす”ことも。一軒家からツリーハウスにキャンプサイトまで泊まってみたいが目白押し。

3. 個人旅行が難しい&初めての場所、そしてサステナブル旅なら大手旅行会社を使ってみて

▲HISをはじめ、大手旅行会社の利用も大事。全部入りのツアーはやっぱりラク

コロナ前はFIT(海外個人旅行)の勢いがすさまじい時期もありましたが、コロナが収束を迎えつつある今、あらためて大手旅行会社のツアーに注目が集まっています。久しぶりの旅行者やビギナー向けに押さえるべき観光エリアをきっちりスケジュールに組み込む手厚さや、渡航先での緊急時のケアなど、安心と体験を確実に提供してくれます。また、個人で手配するよりもトータルで価格が抑えられる場合も。

▲サステナブルツーリズムの波が到来、現地に貢献するアクティビティに注目を

さらに、コロナ禍を経てサステナブルツーリズムの方向へと各観光地がシフトと、世界で旅の形が変化中。人気のハワイにいたっては、「ポノトラベラー(責任ある旅行者)」を歓迎する流れに。それにともないHISは、ビーチクリーン活動など環境に貢献するアクティビティをオプショナル「レアレア・マラマシャトル(1420円〜 ※6月14日現在)として新たに用意。ツアー参加が必須となりますが個人では行きにくいボランティアも、大手旅行会社が間に入ってくれることで参加がスムーズ&寄付などお金の面での安心感も段違い。観光のその先、という意味でもチェックしておきたいですよね。

■10万円でここまでできる!? モデルプランを作ってみた

「リアルな10万円の使い道」として実用性の高い2泊3日のシンガポールプランをご紹介!

▲スクートでシンガポールへリーズナブルに出発!

まずはシンガポール航空ファミリーのスクートでリーズナブル&ボーイング 787型機の広々シートで快適に現地へ。フライトは出発は早朝、帰国はギリギリまで滞在できる時間をチョイス。機内持ち込みも10kgまでなのでお土産が増えても安心なんです。

さらに今回は空港内ホテルで宿泊し利便性もアップ。食事は地元民価格で味わえるホーカー(屋台)を活用し、朝食は空港内の人気カヤトーストを味わうなど現地のグルメを思う存分楽しみます。

▲「シンガポール・リワード」を利用して、無料で文化・歴史体験ができる

旅行者向けの乗り放題パスや、KKdayなどで観光全般の予約・利用で滞在をアップデート。無理にひとりで全てをこなすのではなく適材適所でアクティビティはサイト申し込みをするのがベスト。また、観光局が先着順で提供中の「シンガポール・リワード」なら無料で文化や歴史的な側面も学べより旅に深みが増すのでぜひ活用を。

▼「出発ラクラク、空港拠点で安心のシンガポール2泊3日旅」(7月10日〜7月12日 ※7月出発、5月22日に2ヵ月先の夏旅として作成)

・フライト費用往復4万703円(スクート)
・シンガポールリワード 0円
・ツーリストパス 3-DAY 2987円(29ドル)
・「シンガポール4時間ツアー:日本語ガイドと巡るチャイナタウン&シンガポール植物園&オーチャードロード ・文化と自然を満喫(シンガポール・半日ツアー)」(6535円)(KKday)
・「フラワー・ドーム+スーパーツリー展望台入場チケット」3112円(KKday)
・ホテル代 3万7562円 (アンバサダー トランジット ホテル T2 Expedia)
・ご飯代他(ホーカー、カヤトーストなど)1万円
合計:10万899円

 

■海外旅行、これがあれば完璧。トラベルライターおすすめグッズ

▼素足が喜ぶ気持ちよさ!タオル生地だからふんわりムレも防ぎます

Hippopotamus
「オーガニックコットン&バンブー ルームシューズ」(7700円)

旅の疲れは足元にどっとくるもの。Hippopotamus(ヒポポタマス)の「ルームシューズ」はふわりとした履き心地で、フライト中、滞在先ホテルと大活躍。タオル素材で水分の吸収力も非常に高く、風呂上がりに気兼ねなく履けます。手洗いで常に清潔が保てるのもいいんですよね。

▼ド派手カラーでケーブル忘れを未然に防止! 高耐久タイプで旅先でも安心

エレコム
「耐久仕様Lightningケーブル(MPA-UALPS10RD)」(2080円)

滞在先でよくあるのがiPhoneケーブルの紛失。枕元やちょっと離れた場所に挿したままチェックアウトなんて誰もが一度は経験があるはず。 そんななか見つけたのがアルミ素材で視認性の高い同製品。圧倒的な目立ち度なうえ、断線しにくい高密度配線ケーブルを採用で旅にぴったり。ブッシュ部分も長めで扱いやすいんです。

>> 特集【10万円で行けるところ、できること】

<文/相川真由美

相川真由美|エディター/ライター。ライフスタイル系雑誌の編集アシスタントを経て、IT系週刊誌・月刊誌で約10年以上編集者として刊行にたずさわる。現在は、フリーの編集記者として国内外のテーマパークやエンタメ、ならびに観光、航空関連の取材・インタビューを中心に執筆中。

 

 

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