より着け心地がアップ!「ロンジン スピリット Zulu Time」に39mmモデルが登場

スイス時計の名門・ロンジンより昨年発売されて評判を呼んだ「ロンジン スピリット Zulu Time(ズールータイム)」に、ひとまわり小さな39mmモデル(43万6700円〜61万9300円)が早くも登場。

ロンジンが歩んできた190年に及ぶ長い歴史と時代の先駆者としての精神を、コンパクトなケースに凝縮させたスマートなパイロットウォッチです。

▲「L3.802.5.53.6」

1832年の創業以来、それまで世になかった画期的な実用機構を生み出してきたロンジンですが、以前から有名なのは1931年発表の「アワーアングル・ウォッチ」。これは、1927年に世界初の大西洋無着陸単独横断飛行という偉業を成し遂げたチャールズ・リンドバーグ氏のアイデアに基づいて誕生した、航空時計のヘリテージモデルです。独創的なアイデアを確かな技術で実用に落とし込んだロンジンのパイロットウォッチは、以降多くの冒険者をサポートしていくことになります。

さらにもうひとつ、ロンジンの歴史を語る上で欠かせないのがGMT機能。ロンジン初の第2時間帯表示機構搭載のポケットウォッチが開発されたのは、1908年のこと。1911年には同技術の特許を、さらに1918年には2番目の特許を申請し、やがて1925年には船舶の無線通信師が現地時刻を協定世界時(=UTC+0、ズールータイム)へと変換するための時計として、第2時間帯表示機構を搭載した腕時計“ズールータイム”が誕生します。その後、航空業界に向けて開発されたGMTモデルによって、ロンジンの名はさらに広く世に知られていきます。

▲「L3.802.4.93.6 」

これらロンジンの歴史において重要なふたつの要素を結びつけるものとして2022年に誕生したのが、GMT機構搭載のパイロットウォッチ「ロンジン スピリット Zulu Time」。今シーズン登場の新作は、「Zulu Time」の機能はそのままに、ケースサイズを42mmから39mmまでダウンサイジングしたモデル。

小さく軽くなったことで装着感がいっそう向上。特に手の小さな日本人にとっては、バランスよくスマートに身につけられる39mmモデルはかなりうれしいバリエーションです。

▲「L3.802.4.63.6」

ムーブメントには、42mmモデルと同じく自動巻き ロンジン エクスルーシブキャリバー L844.4を採用。シリコン製ひげゼンマイを採用して確かな耐久性と耐磁性を確保。たっぷり72時間のロングパワーリザーブも頼もしいです。

▲「L3.802.4.53.6」

さらに、豊富なバリエーションも魅力のひとつ。スタンダードなマットブラックにブラックベゼルを合わせたモデルや、ダイヤルとベゼルをブルーで統一した知的なモデルのほかに、アンスラサイトダイヤルにあたたかみのあるチョコレートブラウンのベゼル、アンスラサイトダイヤルにダークグリーンのベゼルを合わせたモデルと、個性を演出できる4種のカラーが登場。

▲「L3.802.4.53.2」

いずれもトラディショナルなレザーストラップとスポーティなメタルブレスレットが用意されているので、自分好みの1本がきっと見つかります。

▲「L3.802.5.53.2 」

特にヴィンテージ感のある仕上がりがお好みなら、イエローゴールド製ベゼルにチョコレートブラウンのセラミックインサートを採用したモデル(レザーストラップ:60万3900円、SSブレスレット:61万9300円)にご注目。

こちらのモデルのみ、インデックスや針に施したオールドラジウムカラーのスーパールミノバを採用。秋冬のスーツスタイルをぐんと格上げしそうな華やかな1本です。

>> LONGINES

<文/&GP>

 

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