iPhnoe14の衝突検出が音楽フェスで誤作動〜会場から多くの緊急電話

衝突検出
 
米テネシー州マンチェスターで開催された野外ロックフェスボナルー(Bonnaroo)・フェスティバルの会場から、多くの自動緊急電話がかけられていたことが明らかになりました。8万人もの観客が集まり踊ったことにより、iPhone14の衝突検出が誤作動を起こしたとみられています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 米テネシー州マンチェスターで開催された野外ロックフェスティバル。
2. 会場から、多くの自動緊急電話がかけられていたことが明らかになった。
3. 8万人もの観客が集まり踊ったことにより、iPhone14の衝突検出が誤作動を起こした。

救急隊員はAppleに連絡し状況説明

6月15日〜18日のボナルー・フェスティバルの開催期間中、iPhone14の衝突検出の誤作動による緊急電話が殺到したため、地元の救急隊員はAppleに直接連絡し、状況を説明しました。
 
Appleは現地にエンジニアを派遣すると申し出ましたが、最終的には電話で対応が行われ、マンチェスター警察はフェス来場者に衝突検知を完全に無効にするよう勧めたとのことです。
 
このおかげで、衝突検出の誤作動による緊急電話は40〜60%減ったとされています。

一人も取りこぼさなかった救急隊員

救急隊員は通常の5倍の誤った緊急電話を受けたのにも関わらず、そのすべてに個別に対応するよう尽力し、一人も取りこぼさなかったといいます。
 
「誰かが911にダイヤルすれば、私たちは電話に出なければならないし、その電話を終える前に、全員の安全を確認するためにすべてのプロトコルを確認しなければならない。本当の緊急事態なのか、それとも単なるポケットダイヤルなのかわからないからだ」と救急コールセンター長のスコット・ルデュック氏は述べています。
 
Appleも誤って緊急電話がかけられてしまったときには、それを切らないよう推奨しています。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:Apple
(lexi)


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