AppleがWWDC23で発表した同社初の複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの詳細がどんどん明らかになってきていますが、良い面だけではなく、悪い面も次第に表出し始めています。Appleの内部事情に詳しいBloombergのマーク・ガーマン氏は、Vision Proはプレミアムな素材をふんだんに使用した結果、かなりの重さになってしまっている、と苦言を呈しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. WWDC23で発表された、Apple初のMRヘッドセットVision Pro。
2. プレミアムな素材をふんだんに使用した結果、かなりの重さになっているという。
3. 重さ軽減のための追加のヘッドバンドが別売りされる予定だが、高額となる可能性も。
他社のヘッドセットは軽量化のためプラスチックを使用
AppleのプレミアムヘッドホンAirPods Maxが他社製ヘッドホンと比べて幾分重めであるのと同じように、AppleのMRヘッドセットVision Proもかなりの重さになっているとのことです。
他社のヘッドセットは重さ軽減のためプラスチックが使われていますが、Vision Proにはアルミニウムやガラスなどの高級素材が使用されているのが重量化の原因とされています。
重量感を緩和する追加のヘッドバンドは別売り?
AppleはVision Proの重量感を緩和するため、メインバンドに追加で設置できるヘッドバンドを用意しているとのことですが、3,500ドルのヘッドセットには標準では同梱されておらず、別売りであるとのことです。
AppleがMac Proを可動式にするウィールを約10万円で別売りしていることを考慮すると、Vision Proの追加ヘッドバンドも高額で販売される可能性も考えられる、とGSMArenaは憂慮を抱いています。
Source:Bloomberg via GSMArena
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/vision_pro-543385/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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