15インチMacBook Airが今まで登場しなかったのはIntelのせいだった

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Appleは世界開発者会議(WWDC23)15インチMacBook Airを発表、6月13日に販売開始しました。
 
この新しいサイズのMacBook Airがこれまで登場しなかったのは、Intelチップが原因であったことが、Inc.のインタビューで明らかになりました。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. 15インチMacBook Air構想はかなり以前より存在した。
2. IntelチップではAppleが理想とする「Air」が実現できなかった。
3. 15インチMacBook Airはビジネス市場にも浸透しつつある。

15インチMacBook Air構想はIntelチップ時代からあった

15インチMacBook Airと同じくWWDC23で発表されたM2 Ultra搭載Mac Proの登場により、IntelチップからAppleシリコンへの移行が完了しました。
 
しかしAppleでプロダクト・マーケティングを担当するローラ・メッツ氏と、エンタープライズ・プロダクト・マーケティング担当のトーマス・タン氏によると、15インチMacBook Airの構想は、Intelチップ時代からあったのだそうです。

Intelチップでは「Air」は作れない

メッツ氏によると、Appleはかなり以前から15インチMacBook Airを販売したいと考えていたものの、IntelチップではAppleが理想とするデザインの実現が不可能だったのだそうです。
 
メッツ氏は「以前のデザインでは到底『Air』とはいえなかった。MacBook Airに期待されるバッテリー寿命とパフォーマンスを、大型ディスプレイで実現するための適切なコンポーネントをすべて動かすことができるのは、Appleシリコンだけでした」と述べています。
 
14インチ/16インチMacBook Proほどの性能は必要としないものの、大きなディスプレイのMacBookが欲しいという層に、15インチMacBook Airが高く評価されているそうです。

15インチMacBook Airはビジネス市場にも浸透

またタン氏は、15インチMacBook Airは、機能そして価格的に、ラップトップPCの代替としてビジネスユースでも検討されるようになったと語っています。以前はMacBookの採用を想定していなかった企業顧客が15インチMacBook Airを購入するケースが増え、製造や小売でも利用されていると、タン氏は述べています。

 
 
Source:Inc. via 9to5Mac
(lunatic)


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