Vision Proが採用のマイクロLEDディスプレイ、VRデバイスで主流になる予想

Vision Pro display
 
Vision Pro(第2世代)用のディスプレイを供給すると噂のLG Displayは、仮想現実(VR)デバイス用ディスプレイはOLED on Silicon(OLEDoS、通称:マイクロLEDディスプレイ)が主流になると考えていることが明らかになりました。
 
LG Displayの研究員は、OLEDoSはLiquid Crystal on Silicon(LCoS)よりも軽量化の点で有利と述べています。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. VRデバイス用のディスプレイは、OLEDoSになるとLG Displayが予想している。
2. 別のディスプレイを採用した、HololensとHololens 2は重すぎたと指摘した。
3. LG Displayは、Vision Pro(第2世代)用ディスプレイを供給すると噂されている。

HololensとHololens 2は重すぎたと指摘

VRデバイス用ディスプレイとしては現在、OLEDoS、LED on Silicon(LEDoS)、LCoS、DLP(Digital Light Processing)の4つの方式があると研究員は説明しています。
 
MicrosoftはHololensにLCoSを使用し、Hololens 2にはDLPを使用しましたが、一般消費者向け製品としては重すぎるデバイスになってしまったと、研究員は指摘しています。
 
そうしたことから、LG DisplayはVRデバイス用ディスプレイの主流はOLEDoSになると考えているようです。

Vision Pro(第2世代)用マイクロLEDディスプレイをLG Displayが供給と噂

Vision Proにはソニー製のマイクロLEDディスプレイが搭載されていますが、増産が困難で、Vision Proの出荷台数に影響を及ぼしているとの報道もありました。
 
2025年発表と噂のVision Pro(第2世代)では、マイクロLEDディスプレイ供給元がソニーからLG Displayに変更されると噂されています。
 
 
Source:The Elec
(FT729)


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