見える景色も楽しみ方もまるで異なる!海の上も、海の中もアクティブに遊び尽くす!シーカヤック編【とことん楽しむ海遊びギア】

【とことん楽しむ海遊びギア】

冷房が効いた部屋で過ごす日々もいいけれど、梅雨のモヤモヤ気分をサッと忘れるためにも、やっぱり夏は海で思いっきり遊びたいところ。そこで、今年こそ始めたいマリンスポーツの“SUP(サップ)”をはじめ、魅力的な海遊びをおすすめのギアとともにご紹介! 持っていくと便利で機能的なアイテムも集めたので、これまで以上に快適で楽しい夏を満喫しよう!!

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ひと夏を楽しむならSUPだけでも十分だが、何度も海に足を運ぶなら違った体験も交えて充実感をアップしてはいかがだろう。シーカヤックとシュノーケリングは、SUPと同様に初心者でも手軽に楽しめるうえに、レベルアップすれば違う世界が見られるのが魅力。臆せず挑戦して、海遊びをとことん満喫してほしい。

■大海原を自由にさまよう!開放感が心地いいシーカヤック

小さな船に乗って大海原を彷徨っているときの気分は、まさにアドベンチャー。海上散歩を思う存分に楽しみたいのであれば、シーカヤックを選ぶのも手だ。

とはいえシーカヤックとひと口にいっても、SUP同様、種類は多彩。選びの第一歩は、下半身を艇内に収めるように座るシットインタイプにするか、艇内に入らずデッキの上に座るシットオンタイプにするかの選択にある。

シットインの方が目線が低く、海との一体感を味わえる上、スピード感を味わえる良さがある。本格的なアクティビティとして楽しめ、大海原を疾走する感覚は何ものにも変え難い。

一方のシットオンタイプは浮力が高く、安定感があるため、のんびり楽しむにはぴったり。水が艇内に入り込む心配もないので、初心者でも安心して使用できる。その上で、運搬手段や保管場所のスペースを確保できるのであれば、組み立ての手間が要らずハードな一体型のリジッドタイプがおすすめ。リジットタイプが難しい時は、コンパクトに収納可能な折りたたみ式のフォールディングタイプ、もしくは空気注入式のインフレータブルタイプをチョイスしよう。

▼レジャーを気軽に楽しめるモデル!

クリアカヤックジャパン
「クリアカヤック」(25万800円)

透明度の高い海で使ってみたくなる、全てが透明な2人乗り用のスケルトンカヤック。素材には、壊れにくく耐久性に優れたポリカーボネートを採用。本体の両サイドにフロートを配することで横揺れに対する安定性を高めており、海上でも安心して使用できる。

▼リジッドタイプカヤック

パーセプション
「トライブ9.5」(12万9800円)

リジッドタイプながらも、サイズはW287×D80×32cmと他のモデルと比べるとコンパクト。十分な安定性と直進性を備えていて、初心者でも取り回ししやすい。座面の前方に設けられた、小物の収納に使えるハッチが便利だ。

▼フォールディングカヤック

オルカヤック
「オルカヤック インレット」(16万2800円)

日本の折り紙から発想を得て、折りたたまれた1枚のポリプロピレン製シートを広げて組み立てる新発想のフォールディングカヤック。収納サイズがW107×D25×H46cmとコンパクトなので、家でも収納場所を確保しやすい。

▼インフレータブルカヤック

アクアグライド
「チヌーク120」(11万3300円)

背もたれ付きの快適なシートが用意され、快適なクルージングを楽しめるインフレータブルカヤック。最大幅が104cmと広く、波の穏やかな内海や湾内での使用に適している。最大積載量が227kgもあり、2人乗りも可能。

■新たな面白さに目覚めるカヤックフィッシング

シーカヤックを使用した遊びの中で、とりわけ注目を集めているのがフィッシング。カヤックでの移動はエンジン音がしないので、魚に気づかれにくいという利点がある。もちろん船舶免許は不要で、魚のいるポイントへ思いのままに移動できる自由さが大きな魅力だ。

キャプテンスタッグ
「US-127 アストロ フィッシャー 305 フラップペダル Aグリーンブルー K3」(19万8000円)

パドルを使わず、足踏みでカヤックの動きを制御できるフラップフィンペダルドライブを搭載。両手が自由に使え、釣りに集中できる。

コンパクトサイズでありながら、48Lクーラーボックスを余裕で積載可能。ロッド用のホルダーも標準装備で、まさに釣りのために生まれたカヤックだ。

■両面にブレードが付くカヤックのパドル

シーカヤックのパドルはSUPのパドルと異なり、両面にブレードが付くのが特徴だ。

エヌアールエス
「リップル カヤック パドル」(2万6400円)

高剛性のファイバーグラス製シャフトを採用した、軽量で耐久性に優れるパドル。長さは230cm。

 

※2023年7月6日発売「GoodsPress」8・9月号120ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【とことん楽しむ海遊びギア】

<文/柿内直樹 写真/須田俊哉>

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