Appleを強く意識したのか、Huaweiが次期フラッグシップモデルとなる「Mate 60」シリーズで、Dynamic Islandのような機能を採用する可能性が浮上しています。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. Dynamic Island機能はiPhone14 Proシリーズ限定。
2. Huaweiも次期モデルでDynamic Islandに似た機能を採用か。
3. わざわざパンチホールをやめる意味はあるのか。
iPhone人気にあやかりたい?
Dynamic Islandとは、iPhone14 Proシリーズで搭載された機能で、アプリや用途に応じて、従来のノッチ(切り欠き)部分にあたる領域が伸縮する仕組みです。現在は上位モデルのProシリーズにしか搭載されておらず、下位モデルはノッチが固定されています。
現在、Androidスマートフォンの大半がSamsungのGalaxyシリーズに代表されるようなパンチホール型(ディスプレイにインカメラの小さな穴があるだけ)のデザインを採用しており、Appleだけがノッチ(もしくはノッチ風デザイン)にこだわり続けている状況です。
しかし、Huaweiの次期フラッグシップモデル「Mate 60」シリーズでは、パンチホールではなくDynamic Islandに似た機能が採用されるようです。リークされた画像では、3DToFセンサーとインカメラの領域が楕円型に確保されている様子が確認できます。
楕円形のノッチデザインは、2020年に登場したフラッグシップモデル「P40」「Mate 40」シリーズ以来となります。今年前半に登場した「P60」シリーズでは、多くのAndroidスマートフォンと同じくパンチホール型だっただけに、iPhone人気を受けて昔のデザインに回帰した格好です。
進化か回帰か
打倒Appleを掲げているものの、米国の制裁にあえぐHuaweiは、なかなか以前のようなシェアを確保できていません。スマートフォン部門を今後も存続させるためには、なりふり構っていられない状況なのでしょう。
しかし、Dynamic IslandはあくまでもノッチにこだわるAppleが採用したからこそ価値を持つのであって、一度パンチホールに移行したメーカーが再び往年のデザインに戻るのは、進化とは言えないのが難しいところです。
Source:微博(1)(2) via GSMArena
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-545903/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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